ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『おおきくなりすぎたくま』「チム・ラビットのうん」

2015-06-17 13:27:57 | 
図書ボランティア。本を読むとドッと疲れ、おなかがへる。家に帰ってから、食べる食べる。せっかく、本を読んでエネルギーを消費しても、これでは元の木阿弥。

『おおきくなりすぎたくま』リンド・ワード文・画 渡辺茂男訳 ほるぷ出版
ジョニーくんは、こぐまを拾う。こぐまは、すくすくと育ち大きくなって、回りの家の農作物を荒らすようになる。ジョニーくんは、くまを森に返しにいくが、くまは、すぐに戻ってくる。そこで、ジョニーくんは、自分で鉄砲で撃つことにするが・・・。最後はハッピーエンド。
読み聞かせをしていたら、後ろでわちゃわちゃしていた男の子が、話が進むにつれて、どんどん前によってきた。最後は、前のめりで すっかり本の世界に入り込んでいた。

「チム・ラビットのうん」(『チム・ラビットのぼうけん』A・アトリー作 石井桃子訳 中川宗弥画 童心社)より
カッコウの声を聞いて、品物を裏返すと倍になると聞いたチム。十円玉を倍にしようとなんべんもひっくり返すうちに、お金を落としてしまう。見つからなくて泣きべそをかくチムにカッコウは「なんでもいいからひっくり返してみれば」と言う。チムがひなぎくをひっくり返すと、次の日・・・。
語りで17,8分。最後の場面が、鮮やかで私はすごく好き。「なんだったと思います?」と語ると子どもたちが目をキラキラと輝かせながら、答えをつぶやく。語り終わって子どもたちの満足そうな顔を見ていると私も幸せな気持ちに包まれた。


コメント
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