ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

「イニシエーション・ラブ」

2015-07-22 15:07:48 | 
関ジャニ∞リサイタルのジャニーズメドレーの話をしている時、子どもが「青いイナズマ」はサビしか知らないので、「イントロを聞いた時なんの曲やと思った」と言った。母は「ええっ、知らんの?母はイントロですぐわかった」と言うと「やっぱり、ちょっと古い歌やと思った」「お母さんは、『ファンタスティポ』や『Everybody Go!』知らんかったやろ」・・・はい。やはり、子どもとは世代が違うのだ、時代が違うのだと思った。でも、丸ちゃんと安くんが歌った「愛のかたまり」はよかったという点では一致した。

で、『イニシエーション・ラブ』これこそ、私にとってはドンピシャの時代の話。そのせいか、子どもは、「よく、わからん」と言っていたが、母は雰囲気が手に取るようにわかったよ。
『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ 文春文庫
僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて、二人は恋に落ちて・・・。最後の二行でまったく違った話になるという触れこみだが。
時代の雰囲気のわかる普通の恋愛物語。しかし、子どもが「わかっていても解説を読め」とうるさい。読んだら、「おおっ、なるほどね」 「二回読みたくなる」という触れこみは、感動で読みたくなるのではなく、解説の太字に出てくる本文の箇所を答えあわせのために読みたくなるということだった。「うまいこと組み立てましたね」とは思うが、それだけかな。性描写が濃いので、中学以下のお子さんが読みたいと言った場合はご注意を。
コメント
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