皇帝ダリアとカクレミノ

　大分で見かけた変わった花と木。カメラを持っていなかったので写真が撮れず残念。

　大分に帰り、病院への車窓から見えた薄紫の花。背が高く、スプレー状に薄紫の大きな花が咲いている。皇帝ダリアというらしい。11月下旬から12月にかけて咲き、球根でも育つが茎を切って土に植えても育つとか。叔母の家では、倒れないように支柱を立て5ｍにも育ったと言う。背が高いので、とにかく目立つ。うちの近所では見たことがなかったので、はじめは造花かと思った。

　父が入院していた病院の敷地に切れ込みのある葉の木が植えてあった。叔父が「ヤツデか？」と言う。木に「カクレミノ（ウコギ科）」という札がさげてある。すると、受付の人が「若い時は、葉に切れ込みがありますが、育つと切れ込みがなくなって普通の葉っぱの形になります」と説明してくれた。話を聞いてよく見ると、切れ込みのある葉と普通の葉っぱが混在している。珍しい木もあるもんだ。

追記（12/3）
ＪＲ住吉駅から区役所へ向かう線路沿いの花壇で皇帝ダリアを発見