『悪母』 春口裕子 実業之日本社
岸谷奈江と一人娘の真央は、入園を予定している有名幼稚園へ見学に向かう。ところが、園長の元には一通の匿名メールが届いていた。奈江が属していたママ友グループのいじめのために、家庭が崩壊してしまったという告発の内容だった。その後も、子どもたちの健やかな成長を呪うかのような、悪意に満ちた出来事が相次ぎ、追い詰められた奈江たちは・・・
ママ友の人間関係が怖い。怖いもの見たさで一気に読んでしまったが。しかし、読んでいて怖いというより、悲しい、辛いと思った。読後感がとても悪い本。
私が子育てをしていた時にも、「うちの子に意地悪するなら、私をいじめろよ」ということがあった。きっと、私に言えないから、子どもに意地悪するという姑息な手段を取ったのだと思うが、大人が子どもに当たるのは卑怯だと思う。子どもたちにはどの子も、満ち足りた状態でいてほしい。『悪母』に載っていることが、ざらにあるのならば、今のお母さんたちは大変すぎる。
お口直しに今年のクリスマスケーキ
デコレーションがうまくできない。けれども、美味しくできたよ。
岸谷奈江と一人娘の真央は、入園を予定している有名幼稚園へ見学に向かう。ところが、園長の元には一通の匿名メールが届いていた。奈江が属していたママ友グループのいじめのために、家庭が崩壊してしまったという告発の内容だった。その後も、子どもたちの健やかな成長を呪うかのような、悪意に満ちた出来事が相次ぎ、追い詰められた奈江たちは・・・
ママ友の人間関係が怖い。怖いもの見たさで一気に読んでしまったが。しかし、読んでいて怖いというより、悲しい、辛いと思った。読後感がとても悪い本。
私が子育てをしていた時にも、「うちの子に意地悪するなら、私をいじめろよ」ということがあった。きっと、私に言えないから、子どもに意地悪するという姑息な手段を取ったのだと思うが、大人が子どもに当たるのは卑怯だと思う。子どもたちにはどの子も、満ち足りた状態でいてほしい。『悪母』に載っていることが、ざらにあるのならば、今のお母さんたちは大変すぎる。
お口直しに今年のクリスマスケーキ
デコレーションがうまくできない。けれども、美味しくできたよ。