ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

吉例顔見世興行 第一部

2016-12-11 20:09:46 | 歌舞伎
吉例顔見世興行 五代目中村雀右衛門襲名披露 第一部 平成28年11月30日~12月25日 先斗町歌舞練場

 今年は、南座ではなく、先斗町歌舞練場。阪急河原町から先斗町歌舞練場への道には提灯がぶら下がって歌舞練場へと案内してくれます。

ロビーにて 
こんな千鳥の提灯が歌舞練場への軒先にぶら下がっています。

 第一部開場時には舞妓さんが、お出迎え。かわいい舞妓さんでした。


 「先斗町歌舞練場での顔見世って、どうよ」と思っていましたが、南座の半分くらいのキャパなので、こじんまりとして舞台に近いのです。南座より先斗町歌舞練場の方がいいと思いました。
 しかも、妹が取ってくれた席が花道横の左椅子席。花道の横なので、役者さんが間近に見られてよかったです。

<源平布引滝 実盛物語 九郎助住家の場>
 子役の太郎吉が大活躍。母への恋慕や子どもながらにがんばろうとする気持ちがせつないです。
 実盛役の愛之助が、なんともかっこいい!痩せて、ますます男前になった感じです。

<仮名手本忠臣蔵 道行旅路の嫁入 劇中にて襲名口上申し上げ候>
 藤十郎が、圧倒的な存在感です。品があって素敵。
 雀右衛門は、可憐。
 鴈治郎は、恋ダンスをすると噂をきいていましたが、恋ダンスらしき振りがあったような・・・。はっきりわかりませんでした。PPAPをするのもおもしろいかも。あっ、でも、PPAPは藤十郎さんがしたら、絶対かわいらしくて、いいと思います。

 帰りは、ロビーできれいな奥様を発見。雀右衛門さんの奥様かしらと見ていたら、なんと奥にたたずむ紀香ちゃんを見つけました!紀香ちゃんは、薄いピンクの着物を着て、にこやかに微笑んでいました。やはり、すごくきれいでした。奥の隅に立っていたので、気付かない人がほとんどだったのでは?
 水素水とか変な所で取り上げられたリ、いろいろあげ足を取られる紀香ちゃんですが、私は、がんばっていると思います。愛之助さんを見れば、わかります。あんなにシュッとして男ぶりがあがったのは、いろいろと紀香ちゃんが気を使っている結果なのではないでしょうか。ロビーでも、目立たないように、本当に隅の奥まったところにひっそりと立っていたんですよ。
 どうぞ、愛之助さん、紀香ちゃん、お幸せに。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする