『ジェリーフィッシュは凍らない』

　歯の検診に行く。忙しかったりしてストレスがたまると、右側の奥歯が痛む。そのことを話すと、噛む癖があるので、ストレスがたまるとますます強く噛んで痛むのだろうと言われる。寝るときにマウスピースをきちんとはめるようにとアドバイスを受ける。前回は、奥歯の頬側がきちんとみがけていないと言われたが、今回は奥歯と前歯の間の部分がみがけていないらしい。気をつけよう。

　ドラマ「カルテット」を楽しく見ているが、「ラストフレンズ」の再放送にもはまっている。亮ちゃんが、アイドルなのにＤＶ男を熱演し、ドラマに熱中する人から「ひどい男」と言われたというドラマ。リアルタイムで見ていなかった私は、亮ちゃんの演じる宗祐を怖いと思いつつ熱心に見ている。夕方4時が楽しみ。

『ジェリーフィッシュは凍らない』　市川憂人　東京創元社
　第26回鮎川哲也賞受賞作。特殊技術で開発された、小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。その発明者であるファイファー教授を中心とした技術開発メンバー6人は、次世代型ジェリーフィッシュの長期航空試験に臨んでいた。ところがフライト中に、密室状態の艇内でメンバーの一人が死体となって発見される。さらに、自動航行プログラムが暴走し、彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。脱出する術もない中、次々と犠牲者が……。
　全員他殺。いったい、犯人は誰なのか？私は、犯人らしい人はわかるが、そのトリックがわからなかった。私のようにミステリに詳しくない人には楽しめると思う。ただ、刑事役コンビが、手垢のついたような安直な組み合わせというか、魅力が乏しい。