『鳥と雲と薬草袋』 梨木香歩 新潮社
地名にまつわる随筆集。
見開きで一篇。う~ん、梨木香歩さんの作品は私の好みではあるが・・・。あまり、内容もないような感じ。イラストや装丁はすごく私の好みでよかった。
『終わりなき夜に生まれつく』 恩田陸 文藝春秋
強力な特殊能力を持って生まれた“在色者”の物語。
おもしろかった。一気読み。でも、特殊能力をもった人たちの謎はとけないまま。いったい、何があったのか?続編が読みたい!と思ったら、『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ小説だった。『夜の底は柔らかな幻』を読まないといけない。
『あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇』 高田郁 角川春樹事務所
江戸時代中期、長く続いた不況を脱し、景気にも明るい兆しが見え始めた。大坂天満の呉服商、五鈴屋でも、五代目店主の惣次とその女房幸が、力を合わせて順調に商いを広げていた。だが、徐々に幸の商才を疎むようになった惣次は、ある事件をきっかけに著しく誇りを傷つけられ、店主の地位を放り出して姿を消す。二度と戻らない、という惣次の決意を知ったお家さんの富久は、意外な決断を下す。
ええっ、そんなこと!幸の数奇な運命を思いつつ、一気に読んでしまった。『みをつくし料理帖』の澪ちゃんは、美人ではなかったが、幸さんは美人でその美貌を商売に上手く利用している。主人公が美人だとちょっと共感しにくい私である。
地名にまつわる随筆集。
見開きで一篇。う~ん、梨木香歩さんの作品は私の好みではあるが・・・。あまり、内容もないような感じ。イラストや装丁はすごく私の好みでよかった。
『終わりなき夜に生まれつく』 恩田陸 文藝春秋
強力な特殊能力を持って生まれた“在色者”の物語。
おもしろかった。一気読み。でも、特殊能力をもった人たちの謎はとけないまま。いったい、何があったのか?続編が読みたい!と思ったら、『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ小説だった。『夜の底は柔らかな幻』を読まないといけない。
『あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇』 高田郁 角川春樹事務所
江戸時代中期、長く続いた不況を脱し、景気にも明るい兆しが見え始めた。大坂天満の呉服商、五鈴屋でも、五代目店主の惣次とその女房幸が、力を合わせて順調に商いを広げていた。だが、徐々に幸の商才を疎むようになった惣次は、ある事件をきっかけに著しく誇りを傷つけられ、店主の地位を放り出して姿を消す。二度と戻らない、という惣次の決意を知ったお家さんの富久は、意外な決断を下す。
ええっ、そんなこと!幸の数奇な運命を思いつつ、一気に読んでしまった。『みをつくし料理帖』の澪ちゃんは、美人ではなかったが、幸さんは美人でその美貌を商売に上手く利用している。主人公が美人だとちょっと共感しにくい私である。