四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

9月の花菖蒲

2023年09月09日 | 花菖蒲

株分けから2か月が経った我が家の花菖蒲です。
7月9日株分けの写真

9月7日の写真です。2か月の間に液肥2回と8月8日に有機化成(8-8-8)を与えました。
油粕(顆粒)とオルトランを与えます。

施肥後しっかり灌水します。


「ことすが」株は完成に近い状態ですが右の葉が白くなり微量要素欠乏ならココピートが関係しているのか分かりません


「涼夕」新しい葉がねじれる現象 液肥と同時に活力剤を混ぜて与えたのが関係しているのか分かりません

6月28日の獅子奮迅

今の獅子奮迅 生育期間が2カ月ありますからまだ大きくなります。


「点染め」猛暑で枯れる寸前でしたが やっと回復の兆しが見えてきました。


「都雅(みやび)」地上部は全く成長していませんが根は成長しているようなので期待しています。


「宇宙」右は7月9日株分けと同時に5号鉢上げ、左は8月11日に3号ポットから4.5号に鉢上げしました。

両方とも根は細いですが下まで回っているようなので地上部も含め今のところ順調かな


「火の舞」左は7月9日株分けと同時に5号に鉢上げ、右は極小苗を8月19日に3号ポットから4号に鉢上げしました。

5号鉢は太い根が回り、4号鉢も鉢上げ約20日で根が底まで出て順調です。

「宇宙」と「火の舞」は性質が弱く栽培に気を遣う品種で、ココピート使用にあたって前例がなく心配しましたが全体的に根の
張りについてはさほど心配はなさそうです。特にピンク系の品種は生育が早いように感じます。ココピートを中心とした培養土
について細かく情報を残しておりますが、かなり試行錯誤して今も株の生長が気になって朝夕眺めております。
最終的にはどんな花が咲いてくれるかと言うことで、心配しても結果は来年の6月まで分かりません。

コメント (4)
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お伊勢さん参拝

2023年09月04日 | 日記

一年に一回はお参りに訪れる伊勢神宮です。まず外宮から(境内に無料駐車場があります)

外宮は左側通行になります。


外宮御正殿の東に古殿地(こでんち)👇 があり20年に1回行われる式年遷宮の地があります。


伊勢神宮外宮、正式には豊受大神宮と言い、「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」が御祭神で、内宮に祀られておられる
天照大御神の食事を司る神様が祀られており、われわれの最も身近な衣食住を始めとする日常の健康や日々の生活を見守る神様です。
参拝者が多いと出来ませんが、手を合わせ1分くらい『ありがとうございます』と心で合唱していると何処からともなく風が吹き
正面の布が舞い上がり奥の御祭神にお目にかかれるかも知れません。特に霊感の強い人はお目にかかれる確率が高いと聞いております。


内宮は無料駐車場がありませんので五十鈴川河原の市営駐車場がお値打ちです。写真で見える「新橋」が近道です。


新橋の上から


新橋を渡った右側に赤福本店があり何時も混んでいます。何処でも買えるのは赤福のみで「白餅黒餅」は近隣でしか買えません。


この通りは大昔からの伊勢街道になり通称「おはらい町通り」で内宮まで通じております。


「虎屋のういろう」「伊勢せきやのあわび」は有名ですが管理人は買ったことがありません。


お土産屋さんの「岩戸屋」 ここに来ると約50年前小学校の修学旅行で泊まったことを思い出します。


内宮を流れる五十鈴川に掛かる宇治橋の鳥居 内宮は右側通行(外宮は左側通行)です。


内宮参拝 御祭神はご存じ「天照大御神」ですね。


神楽殿にてお神札「角祓い」をいただきました。

両宮ともそこそこ混んでいましたが緑に囲まれた広い境内はことのほか涼しく歩いていても苦にならない。気の持ちようなのか
目に見えない何かがあるのか心休まる参拝でした。
ところで全国ほとんどの神社仏閣にあって伊勢神宮にはないものがあります。それは「おみくじ」です。なぜなら
  お伊勢さんにお参りされた人みんなが大吉だからです。

今年の猛暑残暑で大都市周辺で局地的豪雨が多いのはヒートアイランド現象ですね(最近マスコミも取り上げなくなりましたが)
もう一つ、都市部に限りませんが太陽光パネルの表面はものすごい熱を発しており、緑のままだったらそれなりに熱を吸収してくれますが
阿蘇山のような一面太陽光パネルを貼り付けた上で気温を計ったら恐ろしい数字がでるでしょうね。

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山奥の博物館

2023年09月02日 | 日記

私がいつも出掛ける伊吹山の岐阜県境よりもっと奥の美束と言う集落に出かけてきました。

道端に高砂ユリとススキが咲き秋を感じます。


こちらは販売所で炭焼き小屋は別の場所にあるようです。


山奥のもう一つ奧にある『長者の里』に到着 この道は「貝月山」への裏登山道になり表登山道より険しく熊とヒルが豊富みたいです。


こんな山奥を大昔から「長者の里」とみんなが呼ぶ理由が分かる大自然のなかにある博物館です。


この地域で作られる(作られた)樹木と炭のサンプルです。

現在は伐採や運搬は文明の力を使っておりますが炭化作業は昔のまま今も炭は出荷されております。


もう一つの産業は薬草の栽培と生産です。

薬草の売上帳と買入帳(明治・大正時代の仲買人 小寺甚五郎の帳簿)


薬草だけではなく動物の部位も薬になります。

仲買人の小寺甚五郎(明治の終わり)肖像について管理人が思うに小寺の性は地元(今の古谷・美束地区)の人に違いない。
 仲買人を通じて薬草の取引が行われておりました。

笹又、美束地区で今も収穫されている薬草 左からミント、ウツボグサ、シソ、サワアザミ他にトウキなど


左の写真がウド                     真ん中左がミョウガ、右がイブキヨモギ(約2m)
注目は一般にオオヨモギと呼ばれるイブキヨモギは百人一首にも出てくる「いぶきのさしも草」のことで、ざっくり
日本三大妖怪(鬼・天狗・河童)の鬼である「酒呑童子(しゅてんどうじ)滋賀県伊吹山の麓で生まれた」が死にかけた時
イブキヨモギの露を舐めて仙術を得たことで大暴れしたため伊吹大明神に追放され、今の京都にある大江山に住み着き
乱暴狼藉を繰り返し鬼と呼ばれるようになった。 
「いぶきのさしも草」は今で言うお灸に使うモグサのことです。
ヨモギの語源は『よく燃える木』 モグサの語源は『燃える草』と聞いております。


古くは仲買人が京の都へ薬草を売りに行ったときに高価な朱塗りの椀、皿、膳などを買い付け薬草を生業にしていた村人に販売
村人は生活に使用、欠けた物は川に捨てていました。それが川下へ流れつき拾った者が「山奥に長者が住んでいるに違いない」
と伝わり岐阜県揖斐郡春日美束の山奥を「長者の里」「長者平」と呼び今も地図上に名がついている。


「タイツウコウ軟膏」管理人が山に行くときザックの中に入れてます。トウキ・ケイヒ・ダイオウ・シャクヤクなど7種の薬草が
入って切り傷・虫刺され・やけど・あせも などアトピー性皮膚炎にも効果があるようです。花粉症の管理人は鼻の穴にぶち込み
薬草の匂いでスースーしますが治療効果はありません。オロナインやメンタームで治らないとき皮膚の弱い人は重宝します。
CMじゃないですが薬草つながりで個人的に使えるなと思います。伊吹の薬草は使っていないようです。^^

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