朝は時々雨が降る空模様で1,000ⅿ付近から雲の中に入り、雨は降っていませんが20mくらいの視界のなか山頂へ
適度な風が吹く山頂は涼しく、霧が薄くなるのを待って今一番の見どころを撮りました。場所は山頂の
日本武尊像の後ろにロープが張ってある斜面です。
イブキトラノオは満開、キンバイソウはまだ蕾が多く、メタカラコウは開花が始まったばかりです。
横の岩場にはイブキジャコウソウの開花が始まりました。石灰岩に張り付き初夏に開花する。名前の由来は
伊吹山に多く生息し、ジャコウ(麝香)に似た香りがすることから「伊吹麝香草」と名が付いた。
ただし、この植物は草ではなく樹木です。茶色の茎を輪切りにして顕微鏡で見ると年輪が見られます。
用途は、入浴剤の香りづけや生薬として鎮痛、咳止め、利尿、強壮効果がある非常に優れた薬草です。
常緑樹で冬も葉は枯れず、このまま雪の下で春を待ちます。
ヤマホタルブクロ
雨で濡れたからでしょうか、やや透けた花になっていました。