四季と自然とはりんこの花菖蒲

季節の草花を撮り歩き 家では花菖蒲にボケてます

我が家の花菖蒲 Ⅷ

2024年06月29日 | 花菖蒲

撮り溜めた写真のアップです。

ピンクレディー(?) 外国種ならシンプルな品種は登録しないと思われるので日本で登録された品種だと思われます。


青隅半夏(肥後系) 一般では見かけませんがマニア向きです。


故郷の春(江戸系) 伊勢系の美吉野に似ていますが、内花被に蜘蛛手(伊勢系の特徴)が見られません。


夢の羽衣(江戸系) フリルが特徴で丈は1m以上の大輪です。羽衣シリーズの一つですが花菖蒲園で見られるのは少ないです。


雁の夜空(肥後系)


五月晴(江戸系) 太陽光の下で見るとピンクが薄くなるので、群生で見られる花菖蒲園などでは映えます。

 宇宙(江戸古花) 去年9鉢作り2鉢を知り合いに提供しました。
花菖蒲愛好家としては何時か自分で作ってみたい品種で、マニアの中では非常に人気がありますが手に入りにくい品種で一般では見られない
一品です。(何千とある花菖蒲の中、不動の頂点に位置する「宇宙(おおぞら)」 性質は弱く繁殖も少ないためマニア向けに限定販売(高価)
されています。私は自分の「宇宙」も経験上、何時絶えるか分かりませんので花菖蒲を大切に育て、また独り占めせず愛好家に無償提供して
貴重な品種が絶えないよう願っております。(私の宇宙が絶えた時に分けてもらえるように)

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我が家の花菖蒲 Ⅶ

2024年06月28日 | 花菖蒲

もう80枚くらアップしたでしょうか。今年咲いた花菖蒲は126品種カメラに収めました。

今日は雨で株分けは中止

青水巴(あおすいは) 水巴と言う名前が付いているので伊勢系だと思われます。


桃山の宴(肥後系) 今年は今までにない最高の花が咲きました。


筑紫路(肥後系)


エンチャンティング メロディー(米国) アメリカで品種改良され日本で販売されている品種。花が20cm以上になりますが
大き過ぎて派手なだけ。


清少納言(江戸系) 普通の花菖蒲ですが写真映えする品種です。


大江戸(江戸古花) 明治時代に作出されましたが、あまり出回っていない品種です。


青柳(伊勢系)


桜舟(肥後系) 肥後系は花が大きく豪華だが丈が低いのが特徴で、花菖蒲園で群生を見るより品の良い鉢に植え、開花したら部屋に移して楽しみます。


五湖の遊(江戸古花) 江戸時代の旗本 松平定朝の作品で貴重な品種の一つです。写真に撮ると分かるのですが陰は青紫、日向では赤紫になる微妙な紫です。


霓裳羽衣(江戸古花)「五湖の遊」同様 松平定朝(松平左金吾定朝)の作品で私も好きな一つです。派手さはないが江戸時代を感じさせる見事な一品です。

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我が家の花菖蒲 Ⅵ

2024年06月26日 | 花菖蒲

各地の花菖蒲園も終盤になり、今は花菖蒲栽培で一番忙しい株分けの時期になりました。

みどり葉黄金(交配種)今年は良い花が咲きませんでした。


秋の曲(肥後系)

 銀の糸(江戸系)丈も1m以上になり良く咲いてくれました。


桜川(江戸系?)同じ名前の花もあり こちらは伊勢系かも知れません。


旭匠(肥後系)白地に紅紫の絞り模様は大輪


紅旭匠(肥後系)去年 旭匠の鉢から花茎が2本出て1つが逆転模様の花が咲き、株分けした時には根が1つしかなく今年咲いた花に名前を付けました
絞り模様の品種は色の配置が安定しませんが ここまで色変わりするのは珍しく、安定するかしばらく増やして様子を見ます。


白仙(伊勢系)内花被に薄い紫の縁取りがポイントになります。


吹上浜(江戸系)


万里の響(江戸系)強健で育てやすく花のバランスも良く脇芽からも開花が見られ長く楽しめる品種です。

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横蔵寺から冠峠へ

2024年06月23日 | 写真

遅れてのアップです。花菖蒲の株分け中、気晴らしに友人と今の花見に出かけてきました。

いつもの山寺 横蔵寺(山の麓にありますがミイラが安置されている大きな寺院です)


駐車場の脇に咲くアジサイは雨に濡れてしっとりしています。


ユキノシタの群生 我が家にもチョビッと咲いていますが全く違う花のようです。

時間が余ったので急遽「冠山へ行こう」と、岐阜県側は林道崩壊で1年以上通れませんが、今年は冠山トンネルが開通して福井県側から
冠山に入れるため移動しました(車で1時間半くらい) 福井県側の林道を花を見ながら冠峠へ

冠峠(約1,050m)から見る冠山(1,257m) 中地半端な時間なので山登りは中止して周辺を散策

岐阜県側の林道崩落は入り口付近なので、こちら県境の岐阜県側は崖崩れのままで今年中の開通は無理かも知れません?
 ミヤマコアザミ(全然コアザミじゃなく丈は1mくらい)

ニッコウキスゲ こちらも崖っぷちに咲き、年々 花も一緒に崩れて数が少なくなってきました。


ヤマボウシと冠山

ブナの大木に絡むイワガラミ、この後 花を見ながら林道を下ります。


トリアシショウマ


オオバギボウシ


ササユリ


コアジサイ

ヤマアジサイ 同じような場所に咲いていますが、間には谷川や岩場があり微妙に土酸度が違うのでしょう。

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三重県桑名市 七里の渡し

2024年06月19日 | 写真

只今、次々咲く花菖蒲の写真を撮っているだけなら大したことないのですが、開花終了品種の来年に向けて株分けを初めており、ラベルの付け間違いを
なくすため一品種ごと、また個人的にどの品種をどれだけ残すかを考えながらの作業が始まっております(これを地獄の株分けと言います)

そんな中、三重県桑名市にある九華公園(桑名城跡)へ花菖蒲を見に出かけましたが花は終わっており、近くを散策してきました。


七里の渡し、東海道五十三次 名古屋市熱田区宮宿と桑名市桑名宿を結ぶ揖斐川の渡しのこと。伊勢湾台風のあと堤防改修が行われ現代的になっています。

昔から桑名市は「桑名の焼き蛤」と言ってハマグリが有名で漁港付近には専門店や食事処がありますが安くない(結構高いのでパス、でも美味しそう)


七里の渡し桑名宿には伊勢神宮第一の鳥居があります。東(江戸)からお伊勢さん参りの人々はこの鳥居をくぐって伊勢神宮へ向かいます。そのため桑名宿は
伊勢神宮参拝への往来で栄え、ハマグリやシジミが名物と全国に知れ渡りました。


近くに桑名城跡があり、揖斐川沿いに建てられた桑名城は大河から敵の侵入を防ぐ「蟠龍櫓」が外堀に数か所設けられた。

近くに六華公園(九華公園の 🄿 はガラガラだけど有料)の無料駐車場があり、宿場町として栄えた桑名を散策しながら「七里の渡し」を訪れるのがお薦めです。

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