春分の日が過ぎて新芽の成長が始まり、殺風景な庭に緑色が見えてきました。
肥料は与えません。
花菖蒲の花芽形成は休眠期に入る9月下旬(秋分の日)以降の暗期の長さと低温によって起きるので鉢の中では出来上がっています。
※ 花芽形成と花芽分化とは違います(花菖蒲の花芽分化は4月~5月に始まります)
一般に長日植物は日照時間が長くなってくると芽が出て地上部の成長が始まります。これは暗期(夜の時間)が短くなることで起きます。
長日植物は暗期が約11時間より短くなる(これを長日植物の絶対暗期と言う)ことを境に葉芽や花芽の生長が始まります。
花菖蒲の休眠打破の目安は、3℃以下の積算温度が430時間経過後、最低気温が5℃以下の日数が60日を過ぎたころに始まります。
※ 我々は長日植物は日が長くなると成長が始まると習ったが、今の高校授業では長日植物とは暗期の長さによって決まる。 クリック(ここ大事)
予約しておいた花菖蒲(3号ポット)が届きました。先のことを考えて4号鉢に植え替えます。
用土はヤシ殻ピートに籾殻を適当に混ぜました。
萌芽(芽生えのこと)が始まり光合成が行われ、地上部の生長と同時に根の成長も始まるため鉢を大きくしました。