各務原航空自衛隊の敷地内にクローズドされた場所に建てられた『岐阜かかみがはら航空宇宙博物館』です。
YS-11 戦後初めて生産された国産旅客機は飛燕の液冷エンジンの技術を応用して機体を細く設計でき、空気抵抗が少なく旋回上昇性能が向上している。
US-1A 海上自衛隊に所属し離島間輸送や海難救助などで活躍した飛行艇は平成7年12月に岐阜基地に最終飛行して展示機となる。
P-2J 対潜哨戒機 水中の潜水艦を探知し攻撃でき、約10年間で82機が各務原で生産され平成6年まで活躍後 里帰りして展示機となる。
館内は実験機、試作機、現役を引退した戦闘機などが展示されています。
UF-XS 実験飛行艇 荒天の洋上に離着水できる飛行艇を目的として開発された。
ハンス・グラーテ1910年型単葉機(模型)
陸軍乙式一型偵察機
F4ファントムⅡ:令和2年をもって現役を引退しました(カッコいいです)
飛燕
鹿児島県の知覧特攻平和会館から平成27年 各務原市に里帰り。製造元である川崎重工業(当時は川崎航空機工業)によって修復され塗装をする予定でしたが
精密なビスやボルトで仕上げられた機体は社員も学ぶところが多く、また見学者にも丁寧な技術を見てもらうために色は塗ってありません。