先週、楽しみにしていた場所に溝の改修工事が行われる杭が打ってあり、このまま工事が行われるとセツブンソウが消滅する恐れが
あるため、すぐに区長さんと話し合いセツブンソウを移動する段取りを決め、13日、朝から雨の中セツブンソウ掘りに出かけてきました。
工事が行われる溝の脇に咲くセツブンソウ(最悪の写真ですみません。状況はこんな感じです)
奥に溝があり、このセツブンソウもヤバイみたい。
最後になるかもしれない記念写真です。
セツブンソウはモヤシのような茎で10cmくらい土の下に球根があり、これを傷つけないよう丁寧に掘り起こす大変な作業です。
掘っていると まだ開花株になっていない小さな苗がたくさん出て、こちらも丁寧に掘り出します。
区長さんと二人で遺跡の発掘のような作業はかなりキツイです。
掘り起こしたセツブンソウは早速お願いしていた場所に行って移植して一日が終わりました。
花が咲き始めた時期で植え替えには適しておりませんが緊急に対処しなければならないと判断しました。
各方面に対応いただいた区長さん、地元に適当な場所が見つからず他へ持っていくことに理解をいただいた村民のみなさん
ありがとうございました。
新しい場所で来年は無理でしょうが、2,3年後に少しでも花が咲けば良いかなと思っております。
ここは特別な管理もせず、植えっぱなしで放置して、自然の状態で周りの環境に溶け込めば最高で、盗掘もされにくいので
うまく咲きましたら場所を公開したいと思っております。