乗鞍岳に登る時、畳平までスカイラインをバスで移動中、途中に咲く花をゆっくり見たいと思い今回は片道きっぷのバスで輪行。
(濃霧になると自転車は通行禁止になるため その時は自転車をバスに積んで下ることも考えて実行しました。)
バスに自転車を積み込み 朴ノ木平バス停から乗鞍スカイラインで畳平到着 6:49 月曜の朝はガラガラです
自転車は袋に入れたままワイヤーロック
朝日に向かって登山開始、左は大黒岳
コウメバチソウ
高山植物の女王と呼ばれているコマクサは終盤でしたが、残り少ない花に感謝
ウサギギク
イワギキョウ
イワツメクサ
やっと本格的な登山道に入ります 7:48
槍ヶ岳と穂高連峰
山頂下の蚕玉山(こだまやま)
噴火口跡の権現池は今だけ巨大なハート形
あとチョット
乗鞍岳てっぺん3026m 9:09
乗鞍本宮に参拝。手前は石に囲まれた一等三角点
休憩後、一礼して下山 9:25
左の赤い屋根は東京大学宇宙線研究所。右は肩の小屋(規模は小屋じゃない)。摩利支天岳にある乗鞍観測所(旧国立コロナ観測所)
チングルマの花後
富士見岳口(約10分と書いてあります) 10:25
富士見岳頂上 10:37
畳平とお花畑
畳平まで戻ってきました。 11:11
お花畑のハクサンイチゲ
昼食後、折り畳みのママチャリで『乗鞍スカイライン』を下ります。ヘルメットは登山用を使用
下山スタート 12:12
花を見つけたのでストップ
トウヤクリンドウとコウメバチソウ
路肩にメチャメチャ咲いています
スカイラインはこんな感じです
軽快に下ります
ライダー同志?挨拶を交わします。彼らはスカイラインとエコーラインを使って高山から松本まで走るそうです
いたる所に駐車場があります(マイカー乗り入れ禁止なので誰もいませんがクマはいます)
ハンゴンソウ
トリカブト
マルバダケブキ、サラシナショウマ、トリカブトは伊吹山の秋をまとめたような花景色
サラシナショウマ
ソバナ。スカイライン道沿いには貴重植物が雑草のように咲き乱れており大満足でした。
誰もいませんが周りを気にします(クマ)
カーブミラーに映った自分をカシャ。登山靴とザックに登山用ヘルメット、こんな格好でママチャリ
無事、朴ノ木平バス停に到着 13:57
乗鞍スカイラインは元々 旧日本陸軍が戦闘機のエンジン開発のために造った道路を観光道路として再生し、有料道路として
大人気になったがゴミや踏み荒らしなどの自然破壊が目立ち、平成14年を持って一般車の通行は禁止になった。
普通、登山だと足腰が筋肉痛になるのですが、今回は肩と腕が筋肉痛になりました。
14.4㎞をロードバイクじゃなく折り畳みママチャリでブレーキかけっぱなしでしたから当然ですね。
途中ガードレール脇に1mくらいの子グマ発見、何かを食べている最中だったので横眼で見ながら通過、20mくらい先で
写真を撮ろうと振り返ったら目が合い 一瞬『親グマがいるはず・・・』さすがにこの時は目いっぱいペダルをこぎました。
乗鞍スカイライン第1ゲートゲートのおじさんとの会話
「今、子グマとすれ違った・・目の前だった・・・(汗」
「あぁ~最近よく出るよ。このごろはバスが通っても逃げないので困ったもんです」
「親グマは?」
「おそらく近くにいるでしょう。でもクマは前足が短いので登りは得意だが下りは苦手だから追ってこないよ」
「じゃぁ写真撮れたかな」
「それは止めた方がいい、早くその場から離れなきゃ」
当たり前ですね。
今回、ママチャリで『乗りスカ』を下った感想は、そう快の一言。
畳平、白雲荘を12時12分スタート。途中何度も止まり 朴ノ木平駐車場に着いたのが13時57分
これからは乗鞍岳へはこのパターンが最高です。今度は紅葉の時期かなと思いましたが相当寒そうで雪でも降ってきたらを考えたら止めた方がいいみたいです。