雨の中、僕が住む大垣市の花菖蒲園を見てきた感想、道路沿いの一番目立つ場所は池でした
おそらくリゾクトニア菌が蔓延した土を取り除き新しい土と入れ換えて他の場所で育てた株を植えて
シーズンには見事に並んでいることでしょう。? 花菖蒲にとっては迷惑なことですが・・・・・
葉の色が薄いのは黄色系の品種でしょう。野生の黄菖蒲との交配種は病気には強く
良く育っていますが葉先の白いのが気になります 生育中の水不足かな
スギナがいっぱいの中にポツポツと小さな株が 右は株分けが遅れたため固体としては大きいのですが
株の割りに葉が細く短いので花も小さく少ないと思われます(管理不足)
リゾクトニア菌による害を防ぐためか畝が高く盛ってあります 手前は去年に株分けされたと思われますが
株分け後に迎えた夏の水不足による生育不足と思われます・・・・畝が高すぎて土が乾きやすい
市営だから肥料不足はないでしょう 逆に肥料過多はあるかも(夏の水不足は明らかです)
奥に見える池の水が何時も浸み込んでいるのでしょう この場所は毎年良く咲いています
【総括】
リゾクトニアは土壌伝染菌で畑などでも発生する普通の病原菌です 土壌消毒をすれば被害を少なく
できるのですが植物にとって良い菌も殺してしまうのと園の周りの用水路から流れ出て近くの田んぼに
被害を及ぼす可能性があるので薬を使う訳にはいかず 天地返しをすると花が見られない年があり市は
苦慮しているようです
駐車場も見学もタダだからある程度咲いていればいいのかも知れませんが 花菖蒲に詳しい専門家の
アドバイスを受けたほうが良いかも 夏場に水遣りをすると雑草が良く生え管理が大変ですが
こればっかりは手抜きはできません(予算の関係もあるでしょうが方法はあると思います)
またシーズンになって花が咲き出したら同じアングルで撮ってみます。