冠山を登ったら、やっぱり夜叉ヶ池も登らないとダメですから、9月20日に出かけてきました。
登山口手前の鳥居、ここからの登山道は夜叉ヶ池までの参道となっております。
夜叉ヶ池は三国岳と三周ヶ岳の鞍部にあります。
シラネセンキュウ
ミヤマママコナ
登山道沿いのツリフネソウとアキギリ
トリカブトの一種
チョウジギク
ダイモンジソウ
オオカニコウモリ ツリフネソウ
ヤマジノホトトギス オヤマボクチ
モミジバハグマ クルマバハグマ
カメバヒキオコシ クロバナヒキオコシ
イワショウブ ツルアリドオシの花(残り花が日陰に咲いていました)
ツルアリドオシの実(日向に着いていました)
池のほとりにある夜叉姫の碑、ここの住所は岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内大字川上字池之又986番地です。
フリー百科辞典ウィキペディアより抜粋
明治8年に両県立会いのもと岐阜県となり明治13年の公式地図には岐阜県に属していたが、明治42年に陸軍測量部が間違えて
県境を分水嶺の稜線に引いたため福井県になった。だが岐阜県はこれを了承しておらず岐阜県側は明治8年の検分結果を主張し
福井県側は明治42年の測量結果を主張して現在に至っている。
現在は福井県が設置したステージがある。福井県にとってはただの登山道と池であるが岐阜県にとっては神聖な池であり伝説の地に
勝手に設置したステージは到底認められない。福井県は夜叉ヶ池に住むヤシャゲンゴロウ保護のため登山者が池に近づけないよう
設置したと言っているが、この材料の木材は腐って池に染み込み、逆にヤシャゲンゴロウの環境としてはマイナスのような気がする。
ステージ下に水路が作ってあり聞いたところ、山からの水を池に流す水路だそうだ、これって自然破壊じゃない
夜叉ヶ池が福井県によってどんどん人工的な場所になりつつある。
2009年9月に撮った夜叉ヶ池です。