「男は格好つけてナンボ？ (ちんぽ？) 」

　
先日『NHK特集』で矢沢永吉さんのレコーディングやライブのメイキング、そしてプライベートな映像も公開され、とても興味深く観させて頂きました。

御歳70を迎えても尚エネルギッシュで、誰に対してもフランクに接し、男は格好つけてナンボというポリシーを貫き、革ジャン仲間たちとハーレーダビッドソンでツーリングするそのお姿は、とても自分と同じ人間とは思えませんw

同じ地球の同じ日本に、世代は違えど同じ時代に生まれた人間でありながら、ここまで徹底的に交わる要素が無いもんか？と思うと笑けて来ますw

だからこそ向こうは大スターで、こっちは凡人中の凡人なワケだけど。

少しでも共通点がある人は「自分もあんな風になれるかも？」と勘違いし、後から思い返すと恥ずかしい時期を過ごされたやも知れず、勿論それはそれで楽しい人生かも知れないけど、私は勘違いしなくて済んで良かったと思ってます。

私は特に「男は格好つけてナンボ」っていう価値観には全く共感できません。スターでもない人が格好つけてる姿を見ると笑けて仕方ないし、カメラを睨みつけて写真に写ってる不良もどきを見ると「はよ死ね」って思っちゃう。

物心ついた時には「格好つけるというのは恥ずかしいこと」っていう価値観を、誰に植え付けられたのか分からないけど疑いもせず持ってたもんで、オシャレもしないし、見栄を張る、虚勢を張るという行為も一切して来ませんでした。

でも、端から見るとそんな男は面白くない。女性から見ても魅力的じゃない。高校生ぐらいになってようやくそんな現実に気づいたけど、それでも「じゃあこれからは格好つけて生きよう」とは全く思いませんでした。

自分が長身でハンサムだったら、また違ってたのかも知れません。腕っぷしが強ければ虚勢も張ったかも？　結局、自信が無かっただけ？

まぁ、それも認めつつ、やっぱり自分を飾らない人の方がカッコいいと思うし、本当に強い人はそれを誇示しないもんだと思うから、この価値観は変わりようありません。

矢沢さんが「カッコつけてナンボ」と仰ってるのはそういう事じゃなく、自分自身の理想像を高く持ち、それに近づく努力を怠るなって意味かも知れないし。

私はそこまでストイックにもなれないし、やっぱ生まれつき人間としての種類が違うんだとしか言いようありません。

ところで全くの余談ですが、本ブログの人気記事ランキングで『キレイ／神様と待ち合わせした女』（2014年に多部未華子さんが主演された大人計画の舞台）が昨日いきなり第１位に輝いて驚きました。本日も２位につけてます。

一体なぜ？って思ったら、美女が「淫語」を口にするテレビ番組や映画の情報を持ち寄るサイトがあり、そこで多部ちゃんの「ちんぽ」発言が取り上げられたみたいですw