☆FILE.06『イケメン刑事は誰・お茶会ナウ』
(2011.2.19.OA/脚本=伴 一彦/演出=中島 悟)
朝から不機嫌なボス=門馬係長(升 毅)に、服装のことで最後通達を受けちゃうワンコ=花森一子(多部未華子)。
「ちゃんと刑事らしい格好をしろと言ってるんだ!」
「らしいです!」
……って、堂々と言い切っちゃうワンコのキャラクターがほんと大好きですw
けど、今回のボスにはとりつく島なし。仕方なくワンコが普通の服を買いに行ったお店が、いつものゴスロリ専門店なのがまた笑えますw
で、そこでワンコは小学生の少女=ちえみ(八木優希)と出逢い、仲良くなるんだけど、なんと彼女はボスの一人娘だった!
娘のゴスロリ趣味を止めさせたいボスと、ちょうど自我が目覚めるお年頃のちえみ。ボスが朝から不機嫌で、やたらワンコの服装に目くじらを立てるのは、ちえみと喧嘩中だったから。
折しも、殺人事件の容疑者が勤める高級レストランでゴスロリ集会(お茶会)が催され、ワンコは「太陽にほえろ!のボスみたいに」格好良く犯人を逮捕するボスの姿を、ちえみに見せるべく画策するのですが……
内勤一筋のボスが現場に赴き、初めて犯人に手錠を掛けたり、レストランにウェイターとして潜入した筈のキリ(手越祐也)が「その場の流れで」女装姿を披露したり(どんな流れだw)、ついでに琴美(渡辺直美)もゴスロリ仲間だったことが判明したりと、見せ場が満載の第6話。
その中でも特に秀逸なのが、ボスのコーディネートによりワンコが披露させられるリクルートスーツ姿と、ちえみを演じた名子役、八木優希ちゃん。
前者は、髪型から察するに『太陽にほえろ!』のマカロニ刑事(萩原健一)をイメージしたとも思われ、時代錯誤でダサいんだけど可愛くて、私は萌えますw
そして後者、八木優希ちゃんは、実直な性格が全身から滲み出てて大好きです。(ヘンな意味じゃなくてw)
『デカワンコ』以前に『ヤスコとケンジ』で多部ちゃんの少女時代を演じ、後の『浪花少年探偵団』では教師と生徒の関係で再共演と、多部ちゃんとは縁のある子なんですね。
2000年生まれですから『デカワンコ』出演時は10~11歳、現在は17~18歳くらいで、大河ドラマ『西郷どん』等ですっかり成長したお姿を見せてくれてます。
とにかくこの第6話は、ゲップが出るほどゴスロリ・ファッションで溢れ返ってて、好きな人には堪らないエピソードかと思います。
ファッションとかオシャレ全般に興味が無い私だけど、周りに何と言われようが自分の好きなことを貫く、彼女たちのブレない生き様には共感するし、憧れさえ抱きます。
ラスト近くのシーンにおける、警視総監(伊東四朗)とワンコのやり取りに、私は笑うと同時にある種の感動を覚えました。
「洋服、まだその感じで行くのね?」
「はい! 何か?」
「何か?」
このブログも、お上品で高尚な作品には一切眼もくれず、エロ&バイオレンスのみを追究していく所存ですが、何か?
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