ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『プレイガール』#075 #111

2022-11-25 22:48:57 | 探偵・青春・アクションドラマ

1970年9月7日に放映された第75話『男殺し裸の牝猫 』は、片山由美子さん扮する「ユミコ」の登場編。岩手県の牧場で育てられた孤児という設定で、野性味のあるルックスが存分に活かされてます。



で、育ての親である牧場主が病死し、遺産目当てで集まって来る親族たちから牧場を守るべく奮闘するユミコを、本業の保険手続きでやって来たプレイガールのマチコ(八代万智子)とルナコ(高 毬子)が、例によってパンティーを見せながらの暴力でサポート。



最初は警戒してたユミコもめっぽう強いお姉様たちに心を開き、最終的にはプレイガールの仲間入りを果たします。



脱ぎっぷりのいい片山由美子さんはまさに、プレイガールを演じるために女優になったようなお方。下着姿などお茶の子さいさい、当たり前のように全裸姿まで披露してくれます。ブラボー!



しかし、こんなギャルっぽい子が純白の下着を好むだろうか? 男性視聴者の嗜好に合わせてくれたにしても、パンティーの面積がでか過ぎる!



覗いてるのは親類縁者のオジサンたちw そして親類縁者のオバサンたちも負けてません。



醜い骨肉の争いも結局こんな感じになっちゃうw

シリーズ物は長く続けば続くほどコメディー色が強くなるのがお約束。ハレンチさも倍増して「低俗番組」まっしぐら! けど、そこがカッコいい!

いやホントに、低俗でなにが悪い!?っていう反骨精神はカッコいいです。ビクビク、チマチマと縮こまってる昨今のテレビ制作者たちは見習うべし!



1971年5月17日に放映された第111話『おんな北海流れ者』は、深田ミミさん扮する「ミミ」が行方不明の兄を探しに、北海道は知床から蒸気機関車に乗って上京。人身売買組織と戦うハメになり、プレイガールたちと出逢います。



最初は対立するけど、めっぽう強いお姉様たちの勇姿を見て仲間入りを決めるのは、レイコ(大信田礼子)やユミコの時とまったく同じパターンw

地方出身者で方言丸出しなのも共通しており、NHKの朝ドラを例に挙げるまでもなく、そういうキャラが好まれる傾向があるんでしょう。特に深田ミミさんは歴代プレイガールたちとは毛色の違う、素朴な感じが新鮮です。



この回は懐かしのファンファン大佐こと、岡田眞澄さんもフランス帰りのジャーナリスト役でご登場、オネエ(沢たまき)とイイ感じになります。



もちろん最終的にはパンティーを見せながらの格闘アクション! ほかに何もする必要はありません。



今の時代だと、ハレンチさより女性の色気を強調すること自体が、やれ差別だのハラスメントだのと批判されそうで、こういう企画はもう通らない事でしょう。本当に地獄のような世の中になってしまいました。

だから、このレビューは単なる懐古趣味じゃない。現在のテレビ業界が失っちゃった心意気、反骨心とか冒険心がこういった作品に詰まってるワケです。

低俗でナニが悪い!? エロ&バイオレンスこそ至高! プレイガール万歳! パンティー万歳!! 見せろ揉ませろしゃぶらせろ!!!😍😍😍


 


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