ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「七曲署捜査一係'75~'76」

2020-03-21 00:00:10 | 刑事ドラマ'70年代









 
若者たちのカリスマだったマカロニやジーパンとはまた違う、お茶の間からの支持で絶大な人気を集めたテキサスは殉職がひとまず回避され、もう1年活躍することになりました。

『太陽にほえろ!』4年目のシーズン(#168~#216)における藤堂チーム=七曲署捜査第一係のメンバーは、以下の通り。

☆☆☆☆☆


ボ ス=藤堂俊介(石原裕次郎)


テキサス=三上 順(勝野 洋)

ボ ン=田口 良(宮内 淳)


ゴリさん=石塚 誠(竜 雷太)

殿 下=島 公之(小野寺 昭)

長さん=野崎太郎(下川辰平)

アッコ=矢島明子(木村理恵)


山さん=山村精一(露口 茂)


☆☆☆☆☆

まずは「剛」のテキサスとの組み合わせから生まれた「柔」のキャラクター、ボンが城南署より転入。1年目は頼りなさばかりが強調され、あくまで「テキサスの引き立て役」でしかなかったボンも、4年という長い任期の中で成長を遂げ、番組の絶頂期を支える存在にまでなっていきます。

そして#173から登場する、3代目マスコットガールのアッコ。岡田晋吉プロデューサーの回顧によると、大竹しのぶさんか木村理恵さんかの二者択一で、悩んだ末に木村さんを選んだとのこと。理由は、大竹さんより美人だからw

当時はまだ大竹さんも無名の新人でしたから、もし選ばれたら喜んで引き受けたでしょうけど、アッコみたいに長く(3年間)勤めることは無かっただろうと思います。なにせ天才女優ですからマスコットガールに収まる器じゃない。

そう書くと木村理恵さんに対して失礼になっちゃうけど、これは女優としての力量よりも向き不向きの問題。木村さん以外にあのポジションを完璧にこなせる女優さんは、なかなかいなかった筈です。

かくして、ムードメーカーのボンと可憐なアッコが加わったお陰で、藤堂チームはぐっと明るく華やかになりました。本当に良かった!

いくらドラマとして良く出来てても、やっぱり華が無いと私は観る気になれません。まだ子供だった当時は別のところ(単純にカッコ良さやアクションの迫力)に惹かれてたように思うけど、今となってはオッサン6人だけの捜査一係は、ちょっとキツイですw
 


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