2023年冬シーズン、朝日放送テレビ(土曜深夜枠)とテレビ神奈川(金曜深夜枠)でスタートした、ムラタコウジ氏の不定期連載マンガを実写化した30分の連続ドラマ。他の地方でも順次放映されていくと思われます。
近未来、日本では「性行為等取締法」が施行され、セックスやセックスに関連する事項が全て違法となった! なにいぃぃぃーっ!? セックスが!? セックスが!? セックスが!?
『セトリ』こと「性行為取締官」の父に育てられた男子高校生=犬田光(小宮璃央)は、自身もセトリとなる夢を持つガッチガチのセックス否定派。なぜそんなにセックスを嫌う!? セックスを!? セックスを!? セックスを!?
ところが! 悪友に誘われてうっかり参加したパーティーが、青原(飯田基祐)という怪しいおっさんが主催する闇の乱交パーティーだった!
しかも、憧れの国民的女優である「ウチュラ」こと宇宙美空(新條由芽)がそこにチョメチョメ直前の体勢でいたもんだから驚いた!
思わず止めに入って会場から叩き出される光だけど、そこで落とした学生証をウチュラが拾い、やがて光の通う高校(それも同じクラス)に転校して来て、いきなり「セックスしよう」と迫って来ることになります。
先に設定だけ読んで、社会派のSFストーリーを想像してたら何のことはない、よくある「ハーレム」シチュエーションの少年漫画でした。だったら次回も観ようかなw
そもそも、少子化問題が深刻化してる今の時代にセックス禁止はあり得ない。単にこれは「主人公にその気は無いのに美少女たちが勝手に寄ってくる」構図を作りたかっただけ、としか思えません。
私が少年だった頃のボーイミーツガール物は、大抵おっぱいで頭がいっぱいのアホ少年が主人公で、片っ端から女の子にアタックするもフラれまくるのが定番だったと思うけど、『タッチ』とか『きまぐれオレンジロード』あたりから構図が逆転しましたよね。
そういったラブコメ物に必ずいる、喧嘩するほど仲がいい「幼なじみ」の美少女(川津明日香)も当然のごとく登場し、ウチュラと三角関係を形成することになります。
そんな都合のええ話があるかい!?って思う反面、せめてバーチャル世界でイイ想いするぐらいええやんって、そういう分野ですよね。もしかしたら深遠なテーマも隠されてるかも知れないけど、正常な男はそんなもん求めませんw
とにかく新條由芽さんと川津明日香さんがどれくらいエロエロな姿を見せてくれるか、私の興味はそこに尽きます。初回を観るかぎりは由芽さんの圧勝で、明日香さんには奮起を期待します!
ちなみにお二人とも特撮ヒーロー番組(由芽さんは戦隊、明日香さんはライダー)のヒロイン役で注目された女優さんです。