屯田物語

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8月15日 終戦記念日

2005年08月15日 | 日常
終戦の日
真珠湾攻撃の三日後に生まれたので、戦争の記憶はほとんどない。
ただ、江丹別に疎開したこと、いまの三条15丁目に掘られていた防空壕に
避難したことぐらいか。
小学校二年のとき、シベリヤに抑留されていた父を函館まで迎えに行った。
生まれて初めて海を見たときの驚きはいまも忘れない。

何年前だったか、広島の原爆記念館を訪れたとき、あまりの悲惨な記録に
眼をそむけた。
無慈悲に原爆を投下したアメリカを憎いと思ったこともある。
いま、反米感情はない。
しかし、なぜ核を使ったのか、納得のいく理由を説明してほしい。
無責任な平和論者などと議論するつもりはないが、
なんのための戦争だったのか、どうして戦争がなくならないのか・・
いつかくる人類最後の瞬間を迎えても、誰も答えられないだろうけど。

道庁の赤レンガ館の資料室、
終戦直後の樺太の惨劇を読んで愕然とした。
暗澹たる気持ちになる。





旭川の上川神社、
戦争で亡くなられた方々のために祈る。


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