正門前に同期の仲間が三々五々集まってきた。
わたしはフォレスターを学校に預けて、貸切バスに乗ることにした。
旭川東高校卒業50周年・・
五十年振りの母校訪問であったが、
わたしたちは音楽部による校歌斉唱で迎えられた。
思いがけないサプライズで、みんなの眼が感激でうるむ・・
若者の澄んだ歌声が半世紀前の思い出をやわらかく揺さぶってくれた。
昨日の同窓会でいただいた記念メダルよりも、
はるかに嬉しい贈物であった。
野辺には花咲き春の日満ちて
大雪遙かに夢かとかすむ
年々新たに自然はめぐり
あゝいくたりか巣立ちし庭ぞ
君や我こゝに集いて
永遠の真理をきわめ
新しく創造の世代をつがん
三年七組・・
懐かしいわがクラス?である。