屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

白髭の滝をのぞき込む

2010年08月13日 | 旭川東高校


前日の同期会は二次会でダウンした。
そして翌朝、出発までの合間をみてホテルの周辺を少し歩いてみた。

雲の隙間から、十勝岳がみえる。
あの頂きには三度登っているが、いちばん記憶に残っているのは、
昭和52年、家族四人で登頂したときであった。

避難小屋を過ぎてから、急峻な斜面がつづき瓦礫に足をとられて思うように高度をかせげないが、
子供たちを叱咤激励しながら、ようやく前十勝の尾根までたどりついた。
真っ青な空のなか、どこまでも続く山の稜線に向かって噴火口から白い煙がどんどん吹き上げてくる。
そして眼下にひろがる山麓は大平原のようであって、そのあまりに雄大な眺めに茫然としたのである。



アーチ橋から見ると、右下の崖から美瑛川に流れ落ちていく滝が白髭の滝である。
河原に下りる遊歩道はないようだ。
正面に見える山は左から美瑛富士、美瑛岳である。
美瑛岳は一度登っているが、人気の十勝岳と違って、ほとんど登山者と行き交うこともなく、
深山幽谷の雰囲気を堪能できる。