
愛山神社は愛山地域に移住してきた有志によって大正14年に建てられ、境内の中にはこの地にゆかりのあった百田宗治の詩碑があり、かつての地名の安足間についての詩が刻まれています。この地に永住を考えた百田氏が安足間への想いをうたったものであり、昭和34年地元有志によって建立されました。
[文・写真:安足間観光協会HPから]

あんたろまから こいと いう
縁側から、正面に、大雪山の雪渓が
見えると いう。
石狩の上流が あふれて、
泥やなぎの 根を洗って いるのを、
見にこいと いう。
...
百田宗治
作者は大阪の人、詩人でもあり児童文学者でもある。「どこかで春が」の作者で道内各地の校歌を作詞している。親交のある住職が住んでいた「安足間」を訪れ定住を考えた時期があったといわれる。
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