屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

白樺

2008年03月18日 | 札幌の風景


あしながおじさんが歌う歌は、”北国の春”
♪白樺・青空・南風~

よたよたしながら歩いていると、あざやかな風がさっそうと通り過ぎてゆく。
帽子もウェアーも靴もオレンジ色に揃えて、スマートな装いである。
女性でなくて残念だが!
せめて一足はやい春の兆しを感じてほしい。(笑)


屯田防風林

2008年03月17日 | 札幌の風景


屯田防風林を歩いてきた。
およそ五ケ月振りかなあ、日差しが裸枝をとおして強まっているので、
さすがに凍てついた雪もいそいで解け始めている。

でも、散歩している方の足跡をたどれば埋まってしまうことはないが、
雪の簡易舗装が、あと何日もつかどうかだね。

白樺の花実もまだ固そうだから、しばらくは花粉症の発作は大丈夫だよ。

「この影の人はだ~れ?」
「じつはわたし、あしながおじさんなんです」


藻岩山とJRタワー

2008年03月16日 | 札幌の風景


低気圧による連日の大雪で、自宅が埋もれてしまうかと思った。
そのあと一足飛びに春の陽気となって、
みるまに道路の雪壁はやせ衰えて煤汚れてきた。
しばらくは、こんな灰色の風景が続くだろう。

ベランダから、そんな街の景色を眺めていた。

↑はJRタワーから藻岩山~手稲山が一望できる。

そこで、JRタワーを思いっ切りひきつけてみた。
屯田防風林はまだまだ裸木、これから白樺花粉が成熟して飛散するころ、
わたしにとって憂鬱な春となる。




大人は汚い?

2008年03月15日 | 百合が原


福岡の中学生二人が暴力行為で逮捕された。
まあ、校長も教頭も心労で倒れたというのだから、
目に余る暴力が続いていたのだろう。
こういうときこそ、早めに警察に通報すべきであった。

ツッパリ中学生の言い分・・
「見かけだけで判断して、大人は汚い」
また、どこかの母親らしき言葉・・
「ひとりひとりはいい子なんだけど、大人が悪いのかしら」

異口同音に「大人が悪い」「大人が悪い」・・。

これには呆れてしまった。
なにかというと、学校がわるい、社会がわるい、国がわるい、
なんでもかんでも他人のせいにする甘えた子供たち、
それに迎合する親たちがいて、なんとも気持ちがわるい。



折角の蘭の花であるが、
どうにもならないワルガキのことばかり、まことに無粋で申し訳ない。

「大人は汚い?」
「でも、蘭はきれいだよ」




それでもぼくはやってない

2008年03月14日 | 百合が原


「それでもぼくはやってない」

この映画を地でゆく痴漢冤罪事件が発生した。
しかも、これは示談金目当に仕組まれた犯罪であると判明、
被害者?女性の自供によって、ターゲットにされた男性の疑いは晴れたが、
それにしても、卑劣な犯罪に巻き込まれ、まことにお気の毒なことであった。

わたしは通算で20年以上も東京のラッシュを経験しているが、
幸いにして、痴漢にあったことも、したことも(当たり前)、間違われたこともない。
「李下に冠、瓜田に履」
疑いを持たれない行動をすることは肝要だが、
今回の冤罪事件のようなこともあるから、
これではどうにも防ぎようがない。

しかし、身が潔白ならば、表沙汰になるのを怖れて、
示談で内々に収めようとしてはいけない。



一眼レフをかかえて、街を歩いていても、
うかつに人にレンズは向けられないし、一声掛ける度胸もない。
風景や野花なら気を遣うこともないので、
内気な男は同じ被写体ばかり撮ってしまうのである。
ちょっと新鮮味がないけどね。





洋ランの魅力

2008年03月13日 | 百合が原


百合が原の”洋ランの展示会”
とても優美で高貴なランの姿は、椿とはまたちがって、ずいぶんと華やかですっかり魅了された。



先日、東京で開催されていた「世界のラン展」でみられたような、
スケールの大きな作品ではないが、
それだけ小振りなので、気持ちが圧倒されなくて疲れないのがいいのかなあ。




春を先取り

2008年03月12日 | 百合が原


↑シクラメンミラビレ
自生地は標高500~1500mのトルコ南西部の松林、雑木林 

七回忌がおわって、札幌へ戻ってきた。

春の洋ラン展 が開かれているというので、
みぞれまじりの寒い日であったが、百合が原へ・・

ドーム型の天井から結露したしずくがポタポタと落ちてくる。
そこは、アザレア、ミモザ、椿、シクラメン、クリスマスローズ、
そして、いっそう華やかな彩りの蘭たちが春を先取りしていた。


北鎮記念館

2008年03月07日 | 旭川の風景
確定申告も済んで、
ささやかな税金の戻りを期待しながら、
義父の七回忌があって、旭川へきている。

昼間、友人と 北鎮記念館 を見学した。
北海道の防衛にあたった屯田兵と旧陸軍旭川第七師団の歴史がここにある。

百メートル先の厚さ四センチの装甲板を打ち抜く旧ソ連軍の重機関銃が展示されていた。
これはわが国の戦車にとって脅威の火器であった。
昨年、亡くなった父は何年もシベリアに抑留されていたこともあって、
過ぎさりし日々、軍靴の響く故郷のなかのおぼろげな記憶、
懐かしくも痛ましい気持ちをいつまでも拭いさることは出来ない。



俵万智さんの歌・・
   歳月は等しく我らに注げども海は海としてとどろくばかりなり

ここをまっすぐ歩いてゆけば、石狩川の河口にでる。


石狩川

2008年03月06日 | 札幌の風景


石狩川の河口まであと二三キロ、流れがとてもゆったりして、
じっと目をこらしていても、まるで止まっているかのようにみえる。
海鳴りの音も聞こえない。

俵万智さんの歌・・
  石狩の今は昔の鮭漁のざわめき聞こゆ波のかなたに

もちろん、鮭漁のざわめきだって聞こえない。




春浅い川岸

2008年03月05日 | 札幌の風景


ここ何日か、暖かい日々が続いたので、
しばらくぶりに石狩灯台へ行ってみたが、まだ雪が深くて車は奥まで入ってゆけない。
そこで、あとは雪を踏み越えて、長い堤防をてくてく歩くことにした。

石狩河口の近く・・
川幅はかなり広くて、海と見まごうばかりで、
そろそろと春の気配ただよう石狩川であった。