HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

公共事業評価審査委員会で県民サービスとは?と考えて、…4回目の忘年会

2008-12-28 00:06:41 | HASSY語録~ばりふりつぶやき~
25日クリスマスですが(ついで言うと入籍記念日ですが…)、まるっと一日公共事業評価審査委員会の日でした。
いや、別にいいんだけど…。(笑)

今日は道路の案件が多かったです。
その中で、やはり道路作りは車中心で、人が歩くということが抜け落ちていると感じました。
歩道はオマケなの?
過疎化が進む町の道で出歩く人がいないから、歩道はこの程度でいい?
歩きたくなる歩道は作らないの?
側溝の蓋は、歩道を歩く人数で決まるものなの?
近くにデイサービスもあり、明らかにお年寄りが歩くであろう道でも?
車いすや、ハンドル式の電動シニアカーが走るであろう道だと分かっていても?

今日の県の方の腑に落ちない説明を聞いていて、梅の蕾の会代表であり、海月の若女将である、友人の貴久ちゃんのちょっと前の言葉を思い出しました。

「うちらは、可能性が0(ゼロ)で無い限り、一人でもそのお客さんが来るという可能性があるなら、その人のことを考えるのが、仕事です。それがサービスです!」

これは、補助犬と動物アレルギーの話を会議の席でしていたときの言葉です。
「アレルギーの人は少ないから…」と、某人物が言ったときの言葉。

そうなんです。

それなんです。

公共事業なので、一人のために何億というお金をかけてというわけではありません。
ただ、そのつくる道のまわりにどんな人たちが住んでいて、どんな人たちが歩くと予想されるか?ということを考えてほしいのです。
想像してください。
人口も少なくなって、人も歩かないだろうから…。
じゃないのです。
0(ゼロ)じゃないでしょ?
そんな高齢化の進む町だからこそ、安全な歩道が必要なんじゃないの?

どこに優先順位をおいているか分かりませんが、予算が無いのなら、他の方法でなんとか安全に歩ける歩道を作る手立ては無いのか?
危険を回避する方法を想像しておかないのか?
そんな風に思います。


もちろん、こちらの言い分は伝えましたが…。

県民サービス。
ってよく聞く言葉だけど、貴久ちゃんみたいなことを胸張って言ってくれる県の人いるかなぁ?

ということで、委員会後は忘年会。



早起きして行きはJRで行ったから、飲めます。
津で飲むことはめったに無いので、ちょっといい気分。

委員の皆様、公共事業総合推進本部事務局の職員の皆様、今年もお疲れ様でした。

帰ったら、パートナーが花を買ってきてくれていました。
ありがとう。