HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

胚盤胞までたどり着きました

2008-12-19 22:11:01 | 不妊治療報告
随分、報告遅れておりました。
先日の採卵後の授精→分裂→胚盤胞 になるかどうか?の結果をお知らせしておりませんでした。

結果は、4つ中3つが胚盤胞まで進化したそうです。



とりあえず、この子たちは凍結して、年明け私の体調がいい頃合をみて移植です。

ドキドキです。
いよいよでしょうか?

3つあるということは、とりあえず(1個ずつ移植するなら)3回分あるわけで、しばらくは痛い、痛い採卵もないと思うと、嬉しい限りです。

NPO法施行10周年・みえパートナーシップ宣言10周年記念事業

2008-12-19 17:52:40 | 講演・視察
NPO法が出来て10年。
そんな記念すべき年でもあり、三重県のNPO室が「NPO法施行10周年・みえパートナーシップ宣言10周年記念事業 NPO、これから」というフォーラムが13日の日曜日アスト津で行われました。

そして、基調講演後の分科会の「先駆者と語ろう~10周年継続するNPO法人の極意~」で、パネリストとして出てきました。

しかし、バリアフリーツアーセンター10年継続まだしていなんですけどね…。7年です。ハイ。
四捨五入ってことで…。(じゃない?)

さて、このフォーラム、三重県のNPOへのとりくみを説明することから始まり、基調講演ではNPO法人日本NPOセンターの理事長である山本義典氏の「新たな市民セクターのケイセイに向けて~参加・協働型社会におけるNPOの役割と課題~」というテーマでNPOの本質を1時間に渡り、お話をしていただきました。



聞きながら、ツアーセンターはどうだろう?このことは、センターのあの活動が当てはまるか?などと、照らし合わせながら、聴かせていただきました。

分科会では、初めてお会いしましたが、三重県のNPO法人登録第一号であるNPO法人赤目の里山を育てる会理事長の飯井野雄二氏、そしてツアーセンターでお世話になっているNPO法人市民福祉ネットワークみえ理事長でもあり、伊勢まごころの大西良太氏が一緒にパネリストです。
コーディネーターはよく知るハボ山くんこと、ハローボランティアネットワークみえの山本康史氏です。



知っている人が周りにいるからか、リラックスしてお話が出来たと思います。
飯井野さんところや、大西さんところはデイサービスなどの介護事業所としてのNPOでもあるので、年間の収支を聞いてビックリ。
何千万という単位でのやりくりです。
もちろん、入ってくる量もあれば、同じだけ出て行く量があるから、NPOとして苦しいやりくりであることはかわりないのですが…。

 

それに比べて、うちは、年間500万円ちょっと。
その中に人件費が入っていますって、っことはスタッフの給料想像できますよね。

でも、でもね、飯井野さんもおっしゃってくれましたが、全国的にもツアーセンターレベルのようなNPOが8割なんだって。
だからそういった小さなNPOをいかにボトムアップするか?がこれからのNPOの課題だと言ってくれました。

うむ、がんばろう!

鳥羽一番街の忘年会でした

2008-12-19 17:08:05 | 食事処
12月10日(水)
センターが間借りしている鳥羽一番街の忘年会がありました。
去年ぐらいから、できるだけ参加をすることにしています。(もちろん会費は実費よ)

今年は戸田家さんで忘年会。

センタースタッフ3名とも参加です。(くどいようですが、各自実費)
野原さんは飲むために戸田家さんにお泊りです。(ついでに新しい洋室へ試泊)

忘年会はテーブル席で食事は次から次へ。
食べきれないぐらい。

 

 

それとともに、今回の忘年会、一番街の社長のツテですばらしいマジックショーが繰り広げられて、私、食べるのも忘れてたよ。

 

まさにイリュージョン。
どこにタネが…??って探っちゃいけなんだって。

 

でも、本当不思議でした。

飲酒運転をしないように、この日の朝は、車ではなく、JRで出勤。
万全の体制でした。

 

三重県ユニバーサルデザイン推進委員会の視察

2008-12-17 15:54:28 | 講演・視察
今年はなんだか視察が多かったような…。
2008年最後の視察は「三重県ユニバーサルデザインまちづくり推進協議会委員」の皆様です。

みなさん、普段からユニバーサルデザインの勉強をされている方ばかりなので、ちょっと緊張。



センターのいつもの視察のときのように、活動説明とその後、扇芳閣のユニバーサルルームを見学。
委員の皆様の中には、建築家もいらっしゃるということで、私たちの切り札?でもある、この部屋の施工工事会社
岩佐工務店の社長でもあり、駅ボラ仲間でもある岩佐さんにも来ていただきました。(ありがとうございます)
造りの専門的な質問は社長に任せておき、私たちはどんなやり取りをしてこの客室が出来たか?どんなところに工夫をこらしたか?などなどを説明。

泊まってもらえると、より分かるんだけどね。

何はともあれ、みなさん、とても感心してくれました。



チェアーウォーカーであり、先日もお会いした三重県身体障害者連合会福祉連合会の山本会長も委員の一人なのですが、今までいろんな施設を見てきたけれど、「ただ、既成のものを取り付けたという形に沿ったものでなく、心のこもった真のバリアフリーを作ってくれている」と絶賛してくださいました。

なんだか、心にジーンときました。
ますます頑張らなくちゃ。

JAまつりで観光戦隊イセシマン

2008-12-17 14:46:32 | イセシマン
7日の日曜日は鳥羽志摩JAまつりが阿児アリーナであり、そこに観光戦隊イセシマン出動日でありました。
今回のショーは30分という大作!
しかも、しかもですよっ、新キャラクター「ピンク」の登場です。



みなさんの想像する通り、萌えキャラです。(笑)

あ、私が中に入っているわけではありません、みんなの夢は壊さないようにね。
それに、そんな萌えキャラは難しそうです。

 

JAまつり3回目のお呼ばれとなります。
ってことで、子供たち、とっても元気にイセシマンを応援してくれました。
悪者がこっそり忍び寄ると、「うしろぉ~後ろに、来とるよぉ~」って大きな声で知らせてくれます。



シャイニングインパルスの大増量のための応援もバッチリです。
胸が熱くなります。

 

そして、この大作、泣かせます。
今の伊勢志摩と、20年前の伊勢志摩ってどう変わっている?
みんなの気持ちは変わっている?
人を思いやる気持ちや、ものを大切にする気持ちまでも変わってしまったりしていないだろうか?



そんなことをイセシマンたちに気づかせにやってきたピンク。

悲しい別れをしてしまうけれど、でもまたきっと会えることを願って、その時にはもっと誇れる伊勢志摩になっていることを誓うイセシマンたちでありました。


神宮サポートボランティア 神宮は年末年始色

2008-12-16 16:10:23 | ハサカル
12月4日(木)
四日市在住の79歳のおばあさまが、ご姉妹で伊勢神宮参拝をしたいのだけど、二人とも体力がそんなに無いから、サポートをお願いしたという依頼があり、この日「神宮ボラ」として出動しました。



今回は、普段は手押し車で移動しているけど、内宮の片道800メートルの砂利道となると不安なので、車いすを使用したいということでした。
でも、その車いすを介助してくれるのは妹さんではできないようなので、サポートが必要なのです。
そして、いつもの正殿前の階段は、自力で歩くから手や肩を貸してもらえれば…。



ということですので、サポーターが力持ちでなくてもOK。
なので、神宮案内を含めて女性3名でお手伝いしました。

参道沿いの紅葉はとてもキレイでした。

 

途中神宮の電動車椅子の調子が悪く、神楽殿で手動の車いすに交換してもらいました。



今まで何度も借りてきて、初めての出来事。
電動車椅子は内宮だけでも年間3,333名もの貸し出し対応をしているというから、それは電動車椅子にも不具合が出てくることでしょう。
衛士さんも、充電こまめにしたり、時々メンテナンスしている姿も見かけるので、とても大事にしてくれていると思います。

使う方も様々ですから、私たちも借りるときは大切に扱おうっと。

お客様のサポートは、スムーズに、階段も少ししたサポートをするだけで、基本的に元気な方だったので、こちらもリラックスしてお手伝いできました。



12月のはじめでしたが、すでに神宮は年末年始の準備にかかって、帰りのスロープなども出来ていました。



仮宇治橋も、もうできそうでした。

 

東京のお見舞い

2008-12-14 23:00:13 | バリアフリーツアーセンター
東京に出てきたということで…

10月22日に別ちゃんの厚生労働大臣賞をいただきに東京行き便乗したときにも見舞いに行った、センターにとって大事な大事な方の見舞いに再度行ってきました。

実は、9月のはじめに倒れられて、意識が戻らない状態の方です。
この間行ったときは、時々まぶたを開けるという程度でしたが、今日は違いました。

確実目を意識を持って開けているようで、目も合いました。
理事長と行ったのですが、私たちを見て、ニヤッと笑ったような気がしました。

そして、現在栄養として鼻からのチューブでジュースみたいなものが送り込まれているのですが、今日は夕方看護師さんがそれを持ってきたら、そのジュースを目で追うようにして上を見上げたりしました。

もうね、ちょっと泣けてきました。
20分あまりの時間でしたが、今回の内閣府の大臣表彰の報告をしたり、センターの現状を伝えたり、最近の出来事、これから行うことなどいっぱい話をしてきました。

喋れないけど、きっと分かっていてくれるハズ。

目が覚めたとき、胸張って、ツアーセンターの歩みを伝えられるようにします。
それまで頑張ります。
ビックリするくらい。

平成20年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン 推進功労者表彰 内閣府特命担当大臣表彰奨励賞(長っ)

2008-12-14 17:33:04 | ハサカル
実は、じつは…、地元新聞などでも取り上げていただいたので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターまたもや「平成20年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン 推進功労者表彰 内閣府特命担当大臣表彰奨励賞」(長いっ!)をいただきました!!

パチパチパチ

こんな大事なことは、新聞に載るより先にここで発表しておかなくては、いけないことなんですけどね。

今年の3月の国交省の受賞に引き続き内閣府からです。(ちなみに前回同様もらえるものは賞状と盾のみ)

 

国交省が内閣府に推薦していただいたという流れなんですが、実は、国交省よりもずっと前に、この賞には以前(4年ほど前)にノミネートされていたのです。
そのときにも一度ヒアリングまでいきましたが、当時ちょうど県からの補助金もなくなってこれから、自立運営を本腰にってころでした。
だから、落選した理由は「継続性に不安が残る」でした。

今年もこうしてノミネートされて、4年前にヒアリングきていただいた方(委員のなんと委員長である野村先生)が再度きてくれました。
なんだか嬉しいです。

だって、4年前からどんなに変わっているか?って見てもらえるわけでしょ?

4年前のまだ不安の残るNPOから成長していたかな?成長していたから、今回受賞させていただいたって思って言いわけよね


本当にありがとうございました。

さて、この受賞式が12月3日に内閣府官邸で行われました。

当日までにすったもんだいろいろありましたが、なんとか当日を迎えました。

東京在住の理事長と私が出席。

なんと、今回受賞者の中に、何度も行っている島根県松江市の「プロジェクトゆうあい」さんも受賞されていました。
おめでとうございます。
前日にそれを知り、盲導犬のノアくんをはじめ、みなさんに会えることをとても楽しみにしていました。



詳しい受賞者のリストはこちら ← クリック


さて、その授賞式には知り合いがいたり、委員の方々にも二度もヒアリングに来ていただいた野村委員長や関根さんもいて、行くのも楽しみでした。

授賞式では理事長が賞状を受け取りに行っていただき、私は随行者。

写真は禁止だったので、ないです。あとで送ってくれるそうですが…。
まだかな~。

 

総理大臣賞の団体は、麻生総理から直接もらっていました。

うちは、野田聖子大臣です。

受賞式後は祝賀会です。

 


総理は受賞が終わると公務で帰っちゃいましたが、野田大臣はしばらくいてくれて、少しお話しすることができました。
とてもキレイな方です。



大臣も岐阜で子育てのNPOを作ったんだけど、やはりお金の工面がたいへんだったこともあり、内閣府認定のNPOへ変更し、全国レベルへ移行し、いろんな方々と対談をしながら、企業からの寄付をもらったりしているんだとか。
いろいろ勉強になります。
私たちがしていることをとても応援してくれました。

あ、一緒に写真を撮ってくるのを忘れました。

祝賀会では、各団体が簡単な自己紹介をしました。



理事長は相変らず、「表彰するなら金をくれ!」と言って、NPO団体から笑いを誘っていました。きっとみんな思っていたことなのかもしれません。



祝賀会が終わると、それぞれ団体の取り組みを発表する場です。
理事長は賞状をもらう番。
私は発表番でした。

会場へ移動すると、そこでは前半「障害者週間の集い」というが行われていて、その後半部分で私たちの発表の場が設けられていました。

会場に入ると、あれ?あれれれ?
見たことあるチェアーウォーカーが…。

三重県身体障害者連合会福祉連合会の山本会長、です。

東京のこんなところに来て、山本会長に会うとはびっくり。
お互い笑ってしまいました。
だって、今年の秋のパラリンピックでも偶然にも同じツアーだったし…。なんだんでしょうか?
縁があるのでしょうか…。(笑)

そんなわけで、発表です。

 



といっても、各団体の時間は5分と決められており、あっという間です。
パワーポイントも用意していきましたが、5分をパワーポイントも使ってってというのはなかなかな難しいです。
普段は1時間半ほどの講演ですから…。
たまには、こうした短時間で言いたいことを言う練習もしないといけませんね。

さて、私の写真がないのは、実は、理事長今日の夕方から仙台へ仕事で行かなくてならなくて、その準備にとそそくさと、一旦自宅(東京)へ帰っていたのです。

私の発表の時には戻ってくると言っていましたが、結局間に合わず。
の事態です。
いいです、いんです、見られていたとしても、いつものごとくダメ出しされることだったろうし…。

とかなんとか、いろんな活動の話も聞けたのも勉強になりましたし、なによりも、みなさんと、挨拶しているときに、ツアーセンターのことを知ってくれている団体が多かったこと、とても嬉しかったです。

挨拶できなかった団体もありましたが、もっとゆっくりいろいろオハナシできる機会を設けてほしかったな~。
良く似た志を持っている団体たちなので、きっと話も盛り上がるんだろうな。

鳥羽商工会議所 補助犬セミナー開催

2008-12-12 21:26:58 | 講演・視察
12月2日の話です。
鳥羽商工会議所の委託事業で、補助犬の受け入れについてのバリアフリーセミナーを行いました。


クリスマス気分のセミナーです。


会場は、鳥羽シーサイドホテル。

シーサイドホテルさんでも何度か補助犬を受け入れたことはあるとは聞いておりましたが、でも、ほとんどのスタッフは、実際お部屋で補助犬たちがどのように行動しているのか?というこいとって案外知られていなかったりします。

そこで、私たちのセミナーでは、実際補助犬使用者に来ていただき、そしてお部屋でどのように過ごすのか?お風呂はどうするのか?などという素朴な質問をぶつけてもらういう方式です。


ご主人がお話している間は、クロスもじっとするお仕事です


前半、トラブルで講師の多賀さんが遅れましたが、なんとか場をつなぎ、バトンタッチ。
多賀さんのパートナーであるクロスもいつもより、よく言うことを聞いていたような…(笑)

最初は多賀さんに話を聞いていただき、その後、簡単に補助犬を連れた方の介助の仕方。



そこからフロント→客室→レストランというお客さんがもっとも動きそうな導線をシュミレーションしました。
介助は、シーサイドさんのスタッフにお願いしました。



客室では多賀さんに質問タイム。



多賀さんはいろいろ旅行もされているので、それらの経験をもとに、話をしてくれました。
よく補助犬を連れている方は、シートを持ち歩いているといいますが、実はシートを敷いても犬がクチャクチャにしてしまうんだって。
だから、多賀さん流ではホテルにダンボールを借りて、そのダンボールを敷いておくのだとか。
なるほど。経験から生まれる工夫です。

レストラン会場では、視覚障害者のクロックポジションの説明もしました。


食事の際は、ちゃんと椅子の下へ


これらはシュミレーションをする前に、私からも説明しましたが、移動中でも多賀さんは、介助の方に、何においても、説明時にクロックポジションで自然に聞いていたので、みなさんにもよく分かっていただけたと思います。


補助犬受け入れに力をいれてくれている鳥羽国際ホテルの堀部さんに経験上のお話を…。
堀部さんの隣に座るオトコマエは、私の高校時代の同級生ですよ~。いろいろよくしてくれています。



終わってからのアンケートもみなさん、とても勉強になったとおっしゃっていただき、こういったセミナーをまたやっていかねばと思いました。

鳥羽高校の授業でバリフリーパンフ作りが始まりました

2008-12-08 21:47:46 | 講演・視察
鳥羽高校の「観光とバリアフリー」の授業がラストスパートに入ってきました。
基礎も終わり、課外授業(鳥羽水族館、鳥羽駅、扇芳閣)も終わり、最後の作品作りです。

パンフレット作り~!!


写真選びがまた難しいようで、それそれ同じ写真をつかってもこだわりがあるようですよ。


この最後の作品が生徒たちの成績に響きますよ~。

いままで習ったこと、課外授業で見つけたものを自分なりにパンフレットにするのです。
もちろん、バリフリー情報を盛り込んでね。


みんななんだか楽しそう。あーでもない、こーでもないと、いろいろ考えています


この作品づくり、結構難しいと思うのです。
今まで習ってきたことをカタチにするわけですから。

ところが、ところが、みんな、スイスイ進むのです。
びっくり。


クレヨンしんちゃんが置いてあるけど…、ちゃんとこれもパンフレットづくりのヒントだそうです。ここは4コマ漫画を入れるそうよ


ある程度の誘導と、説明をして、「さ~始めっ!」とすると、みんな前に置いてある、去年の作品を見に来たり、色ペンを取りに来たり、
「先生ここにこんな写真を入れたいんやけどある?」


ある程度、こうして写真を用意しておくのもスムーズに進むコツかな?1回目にどんな写真を入れたいか?聞いておけば、それである程度出せるのです。


ってどんどん言って来たり。
とてもみんな楽しそう。

自由にしていいよ~って友達同士で集って作るんだけど、ちゃんと手も動いてる。
しかも、みんな独創性にすぐれた作品が期待できそうな感じ。
みんなの個性が生きています。
出来上がりが楽しみです。