大震災後、建築関係では、建築基準法の改正が行われます。
私が、気づいて建築関係の対応変化は、次の通りです。
1.道路、鉄道などの橋脚部分は、鋼板巻き等で補強されました。
1989年のサンフランシスコの地震(ロマ・プリータ地震)で、高速道路の橋脚が落下し た時、日本のメディアで解説していた専門家は、日本ではもっと厳しい基準にしているので、日本では落下するようなことは起こらないとはっきりと明言しておりました。
サンフランシスコの橋桁落下の写真です。
しかし、阪神大震災では、支柱がポッキリと折れ、中には橋脚も外れ、自動車も落下しておりました。
その後、橋脚は、鋼板巻きで補強されました。
2.その橋脚落下防止で、橋桁と橋脚が、ケーブルで結ばれるようになりました。
有名な画像では、バスが、橋桁から落ちそうになっているのを何度も見たことがあるでしょう。
阪神大震災では、トラック等が何台も落下しておりました。
阪神高速道路㈱が、高速道路橋の補強工事を解説しております。
https://hanshin-exp.co.jp/company/torikumi/anzen/p04.html
一部抜粋:
その他の耐震補強もこのWEBに掲載されています。
3.鉄道関連の補強:
橋脚の鋼板巻き補強をはじめ、最近は、盛り土の法面(のりめん)を鉄筋コンクリートで補強しております。
東日本大震災の時は、私が住んでいた横浜市内の横須賀線の橋脚が、地震の影響で折れておりました。
その状況は、駅まで伝えに行きました。
地震は、人間の想像を超える力が加わっています。
小学生の頃、プレートテクトニクスの動画を見た時、本当に、そんなこと起こるの?と懐疑的でした。
プレートテクニクスについては、ここを参照してください。
分かりやすく解説した動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=N1grpfoNepQ
地球規模でこの動きが起こるので、地震エネルギーを防ぎようがありません。
起こった時の震災対策を考えておくべきです。
個人でできる震災対策は、できることはしておいて損はありません。