古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

しっかりした足場をつくって大工仕事をしました。

2011年10月27日 02時02分54秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                     
 先日東京でタクシーの事故がありました。ブレーキの痕がなく、アクセルとブレーキを踏み間違えたのかもしれない、と報道されていました。運転手の年齢が74歳と聞いて、ドキッとしました。ぼくと同い年じゃないですか。ふだんから慎重なベテラン運転手だったそうですが、こんなことがあるのですね。
 さて、ウッドデッキの一部に屋根をつける大工仕事をしています。デッキの床から2、7メートルの高さの軒下に、屋根をつけるのです。きのうは、8尺のポリカーボネートの波板を打ち付けました。6枚の波板を打ち付けるのは、ぼくにとっては大仕事です。こわごわ脚立を上ったり下りたりしていたのでは仕事になりません。そこで時間をかけ、ありあわせの材料でしっかりした足場をつくることにしました。写真の脚立は2,1メートル。足場の高さは1,7メートルです。
 上ってみると足がすくみます。この年齢になると、落ちた瞬間に猫みたいに身をひるがえすなんてことはできません。そうですね。ちょうどぼた餅が落ちるように、ボテッとそのまま落ちます。当然ケガをするし、骨折もするでしょう。それが治ればまた工事をすればいい、というのは若い人の考えることで、年寄りはそこで仕事はおしまいです。下手すれば命もおしまいです。
 その自覚がありますから、とにかく慎重の上にも慎重に、屋根枠につかまりながらナマメモノのようにのろのろ動き、波板を張りました。全部張り終えたときの達成感ですか。無し! 
「やったぜ!」でなく「やれやれ、ケガしなくてよかった。もうこんな危ない仕事は絶対にしないでおこう」でした。もうしません。
 
 
コメント (1)
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