古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ヤギを飼うのもいいかな。

2011年12月02日 04時36分12秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 11月最後の日は軽トラで散歩に出掛けました。蓮花寺の紅葉を見て帰る途中、衣笠神社の前の田んぼにヤギがいるのを道子さんが見つけました。2匹のヤギが田んぼの中を動きまわって、稲の切り株の「ひこばえ」を一心不乱に食べています。ヤギはふつうヒモでつないで飼いますが、ここは柵もないのに自由に動きまわっています。どこかに行ってしまわないか。
 車を止めてよく見たら、そばの倉庫で飼っているヤギでした。角の立派な親ヤギは、ちゃんと倉庫の柵につないであり、自由に動きまわっているのは子ヤギです。親をつないでおけば子どもはちゃんと戻ってくるのでしょう。
「土手にヤギをつないでおけば草を刈らないでも食べてくれる」「畑にニワトリを放し飼いにしておけば夜盗虫なんか1匹残らず食べてくれる」本にそう書いてあった。と道子さんはいいますが、自由に動きまわったらヤギは野菜も食べてしまうだろうし、ニワトリはどこかに行ってしまうでしょう。そうしないようにヤギやニワトリを仕付けるのはむずかしいです。いいのはわかるんだけど。でも雄鶏の刻を告げる「コケコッコー」を寝床で聞けたらいいだろうな。
 きのうは、ゴミステーションへのアプローチの草を刈りました。こうしてきれいにしておけば、ゴミを出すマナーもよくなる気がします。ゴミステーションとかバス停の草を刈り、花を植えるのはぼくらの勝手にすることですが、この村で気持ちよく暮らしている感謝をなにかのかたちで表現したいのです。ついでに畑の遊歩道など残っているところの草刈りをしました。これで今年の草刈りはおしまいです。
 夕方加東市東条町の図書館に行き、『とどろき温泉』に入ってきました。ここの温泉もなかなかいい。冬はあったまります。ロビーは快適な空間だし、風呂の受付に言えば再入浴できるそうです。冬になったら風呂に入ったり本を読んだりして一日ゆっくりする日をつくりたいなあ。
 道子さんが友だちと電話で話して、「元気?」「うちは元気に暮らしてる」とやりとりしています。聞くともなく聞いていると「でも視野をちょっと広くしたら、いろいろ大変な人もいるわねえ」。そうですね。身のまわりの人で、その人の心を思うとため息をつくしかない《厳しい状況》を生きている人が少なくありません。しかし年をとると自分中心になってしまい、そんな人が見えなくなります。見えてもどうしようもないから見ない。それはそうなんだけど……。
コメント
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