古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

龍神さまに感謝しました。

2011年12月08日 02時04分14秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 志染愛真ホームの庭に立つ大きなイチョウです。12月4日に訪ねたのですが、この日は地面の落葉はまだわずかでした。でも今ごろはイチョウの葉が絨毯んのようになっているでしょうね。
 きのうは、龍神さまに感謝して近くの6つの池をまわりました。まず蛇が池。ここの蛇が西中の山に登り、龍神になって天に昇ったと言い伝えのある池です。冬になり、いろんな鴨が飛んできています。卵をお供えし、塩とお酒を振りまくよう聞いていますので、池の縁で拝みました。次に九文小池。よく魚釣りに来る人がいる池ですが、いまは水が減っています。それから我が家の裏山の向うにある福地池。軽トラに乗り大まわりして大池、そのそばの佐の広池と二つの池でお供えをしました。最後は我が家と畑の途中にある一番小さい施無池です。
 なぜそんなことをしたか。
 実は5日6日と一泊で蟹を食べに行きました。弟に泊りに来てもらって母はお留守番です。いままでは車で行っていたのですが、はじめて新三田から電車に乗って出掛けました。その帰り、篠山口で特急から普通電車に乗り換えるときに駅の階段で転んだのです。7、8段残っていた階段をふらついて駆け下り、プラットホームに転げ落ちました。どこがどうなったかわかりませんが、足が階段のゴムに引っ掛かったような気がします。
 どこか打ったか、怪我をしたかと電車に乗って点検しましたが、どこも大丈夫だったようです。これは何か大いなるものに守られている。……というわけで近くの龍神さまを拝みました。神さまは、あちこちに、いろいろおられるのでしょうが、とりあえず。
 須磨の名谷に暮らしていた6年前、ある老人にこんな話をききました。
「えらい目に遭いました。二丁目のバス停に行こうと歩いてたら、バスが来たんです。ちょっと走ってバスに乗ろうとしたとき、クッと胸が痛くなって……。入院、心臓の手術ですわ。年寄りはあきまへんなー」
 そこのバス停はぼくもよく乗ります。どんなに長くても15分もすれば次のバスが来ます。しかしバスを見るとつい走ってしまう。よくあることです。でも老人はそんなことをしてはいけない。
 6日帰るときは、特急が途中で行き違い列車を待ったので5分遅れていました。篠山口で特急を下りて普通に乗り換える。その車内アナウンスを聞き漏らしたか。あるいはなかったか。もし普通(丹波路快速)が出てしまったら30分待つか。あるいは昼時だから1時間待つか。ホームに待っている電車が見えます。あれが出てしまうのではないか。いろんなことが頭の中で交錯し、「ホームが違うのではないか」という声もし、焦ってふらついたのでしょう。
 ホームにはエレベーターがありました。もし階段を下りるにしても手すりは持つ。また、このたびはネットで帰りの乗り換えを調べて、プリントアウトしていました。その紙を見て発車するホームや発車時刻を認識していたら、焦ることはなかった。紙は机に置いたままでした。
 年寄りになったなー。慎重に行動しないといけないなー。足場に上っての大工仕事なんか危ないなー。平静ならよくわかっていることなのですが。振込み詐欺なんかも他人ごとではありません。
 転んだのに大丈夫でした。やっぱり大いなるものに守られています。ありがとうございます。
コメント
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