古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ありふれた豊かな一日でした。

2012年04月17日 04時49分30秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 毎月16日は『畑の神さん』の日です。当番の方が神社にのぼりを立て、お神酒とお餅を用意して接待してくださいます。きのうは軽トラを途中の道端に置いて、散歩がてら歩いてお参りしました。この地に暮らすうちに、いつの間にか大将軍神社に毎月お参りするのがぼくらの習慣になりました。うちの村の20軒余りの方々が、400年以上にわたってこの神社とならわしを引き継いでこられたお陰です。
                 
 散歩で歩いてたら農家の庭先の桜が満開でした。植え込みのある前栽とは別に、空き地に水仙や桜が咲いています。『ガーデニング』なんて言葉をことさらつかわなくても、空いているところにちょっと花を植える。咲く花と同じ無心の行為。それができる庭先がある。田舎のよさです。
                 
 お参りして帰りに道端のカラスノエンドウを見たら、アブラムシがびっしり茎についています。色の濃く見える茎です。その一本一本にテントウムシの幼虫がとりついて、アブラムシを食べています。アブラムシが発生するようになったらうちの畑の六条大麦にもやってくるでしょう。彼らは麦が大好きですから。
 軽トラに戻り、そのまま三木の図書館に行き、新しく入った本を中心に10冊借りました。図書館はやっぱりいいですね。書棚の間を歩いていると、ふだん狭くなってる視野が広がる気分になります。そのあとナンバ・ホームセンターに行ったら、駐車場を臨時苗売り場にして、トマト、キュウリ、オクラ、ナスビ、ピーマンなどいっぱい広げてあります。まだ寒い日もあるのに大丈夫でしょうか。連休くらいが植え頃だと思うのですが。
                 
 家に帰って昼食は宇都宮パックの焼き蕎麦にしました。寒くないしデッキで食べようと並べたところです。うちの庭先のチューリップが咲きはじめ、お向かいの神戸の長田からときどき畑作りに来られるおうちの芝桜、遠くの木々の芽吹きを眺めながら食べました。食後は昼寝。そのあと志染愛真ホームを訪ねて桜を見せてもらい、グリンピアの『森の湯』につかって帰ってきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする