豊地の信号を50メートル余り三木のほうに走ったところに『ジャパン』があり、その駐車場のそばに巨木が立っています。冬の間は何の木かわかりませんでしたが、葉が出、花が咲いてみるとムクノキでした。この木の実は食べられます。実のなる頃に寄って口にしてみたいと思います。
写真ではわかりにくいですがこの木の枝ぶりはなかなかいい。下に立って見上げていると、この木の歴史と命が伝わってきます。樹齢は50年や100年ではないでしょう。木の根元には祠が祀ってあり、幹のあちこちにある穴には、フクロウがやってきて夜に鳴くそうです。
今年はもう10度以下には冷え込まないでしょう。サツマイモを植えても大丈夫でしょう。というわけできのうはナンバで『安納芋』の苗を買いました。いつ行っても売り切れで、「ほんとに毎日売っているのか」と内心疑っていました。でも午前8時過ぎに行ったら確かに段ボール箱にいっぱいありました。うちは他の種苗店にお願いしていたので10本買い足しました。見てる間にも次々と買っていきます。午前10時を過ぎる頃にはもう売り切れでしょう。安納芋人気はすごい!
例年サツマイモは10メートルのほうに8うねつくっています。お友だちに『芋掘り』に来てもらえるように。でも去年はアライグマ軍団が襲来して一うね半ほどやられました。その後サツマイモに動物防御ネットをかけましたが、ツル上げが遅れてツルボケ。今年はどうするか。また思案します。
うちでは、安納芋はまず蒸します。それを切って干し、生乾き状態で冷凍保存します。それを焼いて食べるのですがクリーミーで甘みがつよく、とてもおいしいおやつになります。またサツマイモより寒さに対してつよいようで、室内で段ボール箱に保存すると大丈夫です。
秋には畑のゴミを燃やしながらダッチオーブンで焼き芋。冬には裏山で焚き火をしながら焼き芋。食い物と情感が結びついて、孫たちの心に残る行事になるでしょうか。
きょうはうねづくりに精を出して、安納芋40本を植えることにします。