古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「田舎暮らしの初心」を思い出しました。

2014年05月17日 05時30分16秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                      
 軽トラと軽自動車を左右にとめている、我が家の玄関先の写真です。若葉の季節が過ぎ、しっかりした緑の道が山の田につづいています。毎日見ている景色で、何の変哲もありません。
 実は尼崎に暮らす身内の人が数日泊まりに来て、「この緑のトンネルが素晴らしいわ! 目に焼き付けて帰りたい」とよく眺めていました。緑の濃くなった裏山も、キウイの棚も、田植え準備がはじまった田んぼも、彼女には新鮮な景色だったようです。
「そうだった。朝起きて玄関を出るとき、この道を眺めては田舎暮らしの喜びを感じたものだ」と、この地ではじめて体験した初夏・2007年5月を思い出しました。
 引っ越して間もなく村の全戸集会があり、街灯が少なくて「月明かりの夜道を歩いて村の寄り合いに参加した」のも新鮮な感覚でした。「月明かりをたよりに夜道を歩く」のを、子どものころ体験したはずですがすっかり忘れていました。
                      
 これはウッドデッキから東を眺めた、夕方5時前の写真です。我が家は裏山の陰になり、西日が田舎の景色にあたっています。ぼくたちにとっては毎日見るありふれた景色です。しかし強い西日があたると田舎の景色がくっきり見えます。引っ越したころはそんな眺めがとてもうれしかった。
 田舎暮らしも8年目ともなると『初心を忘れる頃だな』と思いました。
 
コメント
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