古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ささやかな善意でこころにうるおいを。

2014年05月28日 02時57分30秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                         
 うちの村のゴミ・ステーションが先のほうに見えます。
 アプローチの道端の草が伸びてきたのできのう刈りました。これから田植えで忙しくなる村の人たちに、少しでも気持ちよさを感じてもらえたらうれしいです。ブロックで囲んだゴミ・ステーションの前にはビン回収用容器が置いてあり、その前の花は道子さんが手入れしています。コスモスがいっぱい苗立ちしていますが、はびこる感じになってきたので刈っています。いまはナデシコがいっぱい咲いています。
                         
 ゴミ・ステーションの角に、石ころがセメントでとめてあります。村の人にきいたら「これは大日如来やで」。どなたかガラスのコップを置いて花を挿しておられるので、きのうは道子さんがナデシコを挿して拝んでおきました。
 数年前、京都の西本願寺前を散歩したことがあります。細い路地を歩くと数十メートルおきくらいに、何か「いわれ」のありそうな祠があり、花が挿してあったり、団子が供えてあったり、でした。日本人は、町でも田舎でも、ことあるごとに何かを拝んで長い歴史を生きてきました。いまでも交通事故のあった場所にお地蔵さんが置かれたりしますが、そんなものが伝わっているのでしょう。
 神戸のニュータウンに長年住んで、そんなものから遠ざかっていましたが、ちょっとした祠や木立や道祖神があって、拝むところがあるのはいいですね。なんとなくこころがうるおいます。大事にしようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする