古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

草刈り・耕運の仕事がいっぱい。

2015年05月29日 03時47分59秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 篠山あたりでは5月の連休には田植えがおわりますが、吉川・口吉川の田んぼは山田錦をつくるので田植えを6月にします。雨は降りませんが溜池があるので水の心配はありません。いま、まわりの田んぼでは田を耕し、水を入れ、土手の草刈りをしています。夜ウッドデッキに出ると蛙の大合唱です。
 口吉川町は北も南も丘陵で、幅広い谷の中央を美嚢川が流れています。川の両側の田んぼはほどよい高さの土手で両側の丘陵にむかってせり上がり、家家が点在しています。
 お百姓さんにとっては土手の草刈りは「ひと仕事」になります。ぼくが移り住んだ9年前は刈払い機が主流でしたが、数年でかなりの家が4輪駆動の自走式草刈り機を使われるようになりました。うちもまわりの田んぼと歩調をそろえて草刈りをしました。うちは刈払い機です。
 土手がきれいになり、田に水が入り、空が大地に写り、田植え機がゆっくり動く。
 田舎らしい田舎の風景がなんとも好ましい。
 
 先日、帽子に「集合!」と号令かけてみたら写真のように集まりました。
                      
 こんなに持ってると思いませんでした。集合に遅れた帽子もまだ3つほどあります。どうやらぼくはホームセンターで安物の帽子を買う癖があるようです。「一つ買ったら一つ捨てる」道子さんによくいわれます。彼女は近藤麻理恵(コンマリ)さんの本を読んで、片づけ精神に徹していますから。
 ふと思いました。
 ぼくらは69歳になってから長年住んだ家を離れ、小さな家を建てて移り住みました。引っ越すときいっぱい処分し、捨てました。
 それでも9年でこんなに帽子がたまる。あのまま神戸で暮らしてたら、モノがあふれ、モノに埋まって生きてたかもしれん。
 これからさらに高齢になると「今度買い物に出たらあれ買わないと……」とアレコレ買い物を思いつきます。そして「忘れたらいかん。メモしとこう」と思ってメモするのを忘れます。メモしてもメモをどこに置いたか忘れます。
 思い出して無事に買って帰っても「あれ買わないと……」という思いのほうは消えず、また買ってしまいます。
 こんな話、当たり前過ぎて全然オモシロクないですね。失礼しました。
 でも高齢者にとって、片づけは人生最後の大課題ですね。
 
コメント
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