古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

イチゴの畝をつくりました。

2014年11月09日 02時58分17秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
「イチゴを食べるのは一年のうち2週間ほどですが、世話は一年中しなければなりません」
 園芸の本に書いてありました。その通りです。(うちは一か月間食べます)
 夏の間も残した株に水をやり、草を抜き、株から出るランナーで苗を育ててきました。いまその苗をとり、「仮植え」して根付かせています。そして11月おわりには来年の畝に定植します。(残りの苗=「宝交早生」は、あと一週間そのままにしておきますのでご希望の方は声をかけてください)
 きのうはイチゴ定植用の畝づくりをしました。
                        
 写真は元肥を入れて深く耕運した畝です。溝は畝間ではなくて、畝の中央を耕運機で割ったところです。深さ25センチほどに畝の中央を割り、ここに「野草酵素」材料のしぼりカス、フジワラファームの鶏糞、草木灰などを「割り肥」として入れます。このあと畝立てして畝のかたちを整えてから定植です。
 写真では触感が伝わりませんが、畝づくりの作業をしながら道子さんは「いい土になったなー」と手でなでています。
 おいしいイチゴが来年も食べられますように ❕

 
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裏山に野鳥が飛んできますがヒヨドリさんは好きになれません。

2014年11月08日 02時21分11秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 竹藪でなくなったので、裏山にはいろんな野鳥が飛んできます。「ヒッ、ヒッ!」と聞こえる "あの声" はジョウビタキです。「今年もカムチャッカから飛んできたのか。こんにちは!」と姿を探します。カムチャッカから飛んできた鳥かどうかわかりませんが、ぼくはそう思うことにしています。「カムチャッカ」という響きをきくだけで思いが遠くに飛びます。縄張りをつくるようなので、裏山を縄張りにしてくれたジョウビタキにあいさつをします。
 キジ夫妻が散歩していたところも目撃しましたし、2月になるとウグイスが定宿にしてくれますし、小鳥たちが訪れてくれるのはうれしいです。でもヒヨドリだけは好きになれません。キライです。来てほしくない。まー、きいてください。こんなことをしたんですよ。
                       
 10日ほど前、道子さんが干し柿を100個超つくりました。冷え込みと秋の陽に恵まれて、縄にとめたり、竹串に刺したりして干した柿が、だんだんやわらかく、甘くなってきました。「孫たちはよろこんで食べてくれるかな」
 おじいさん・おばあさんは「軒先の秋の風情に目を細めていた」と思ってください。
 ところがきのう見たら、地面に柿の食べさしが落ちています。吊るし柿を見るとなくなっています。
 そういえばヒヨドリの鳴き声をこのところよく聞いた気がします。無くなった吊るし柿を数えて、「30個以上食べられたってちゃんと書いてね」と道子さんもご立腹です。当たり前ですよ。夜なべ仕事に柿をむき、あれこれ工夫して縄や串に吊るしたんですもの。それを大食漢のヒヨドリがわずか2日ほどで食べているんですもの。許せません!
 動物ネットを張ってシャットアウトしました。
                       
 こちらの写真はガマズミの実です。裏山に自生しています。春に白い花が咲き、秋に赤い実がなります。ガマズミ酒は最高の果実酒になるそうですが、お酒は弱いので、実は野鳥に食べていただきましょう。
 そうそう、「実がならないから『サンシュユ』でないかも」と以前ブログに書いた木ですが赤い実がなってます。サンシュユでした。
                       
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もうすぐ大豆・黒豆を収穫します。

2014年11月05日 03時17分30秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                     
 土手の草刈り足場を補修していたら、カマキリくんがバッタを捕食していました。秋も深まり、朝夕は冷え込むし、捕まえるムシも少なくなったし、俊敏に動けないのに、彼は構えを崩しません。どんなときもスタコラ逃げたりせず、キッと身構える。強い弱いでなく、彼の生涯を貫く「生きる構え」に感心します。
 大豆を干す作業は11月3日をめどにしていたのですが、今年の品種「タマニシキ」は葉の落ちるのが遅れています。サヤがはじけるほどに枯れていません。あと一週間はかかるでしょう。今年は足踏み式稲こき機は借りないでシートに広げて干し、踏んだり叩いたりして収穫するつもりです。去年足踏み式を借りて脱穀してみましたが、上手にできませんでした。唐箕(とうみ)は借りようと思います。
 うちの村の営農組合でも農協の指導で3町近く黒大豆をつくっており、その葉落としがはじまりました。圃場整備で畝の長さが100メートルありますから、一本の畝の「葉落とし」を想像するだけでため息が出ます。
 道子さんはイチゴの苗をとって仮移植し終わりました。今年は頑張って3畝つくりましたが、来年は2畝にするつもりです。残りのランナーはまだそのままにしていますので、苗のいる方には差し上げます。声をかけてください。
 そうそう、畑のゴミ捨て場に勝手に生えてきた冬瓜ですが、もらい手があったりうちで食べたりして全部さばけました。
 よかったです。
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黒豆の「葉落とし」をしました。

2014年11月04日 04時04分34秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                       
 今年は黒豆の出来がよくて、ぷっくりふくらんだ、見るからにおいしそうなサヤが出来ています。あちこちの人に枝豆を送り、関東の人には「頬っぺたが落ちそうだった」と言ってもらいました。散歩でも村の人と「今年は黒豆の出来がいいですね」と声をかけ合いました。
 黒豆として収穫する2畝もよく実っています。
 しかし、収穫する段階になってムシがもの凄いです。「半分はやられてる」といっても大袈裟ではありません。いまさらサヤにニンニク・トウガラシ・馬酔木の煎じ薬を散布しても、彼らはサヤの中でぬくぬくとおいしい黒豆を食ってる。彼らに悪意はないでしょうけど、こちらとしては平静でいられない気分です。
 こうなれば一日でも早くサヤに枯れてもらい、茶色の固いサヤになって、せめて新たな被害を少なくするしかない。(黒豆のサヤは大豆のようにはじけないので脱穀までガードできます)
 で、きのうは「葉落とし」をしました。写真右が葉落としをした畝、左はこれからです。倒伏防止のマイカ線とヒモは、台風19号に備えて2段に張ってます。これで日当たりがちがいますから、サヤは早く枯れてくれるでしょう。
 営農組合の黒豆は「お正月用」ということで出荷を急がされ、11月はじめに葉落としをします。うちは「自家用だから年末までに収穫すればいい」ので、いままで葉落としをしませんでした。今年は「葉落とし」も「根切り」も営農と同じペースでやるつもりです。
 もう一枚ムシの被害の写真を見てください。
                       
 白菜です。夜盗虫のシワザです。彼らに悪意はないでしょうが、我が物顔で好きなだけ食い荒らしています。農薬かけたくなる気持ちもわかります。
 どうもぼくはムシに敵愾心(テキガイシン)を持ってるようで、夜盗虫に「お主(ぬし)、修行が足りんな」と言われそうです。でも。
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『三木の金物まつり』は盛況でした。

2014年11月03日 09時24分57秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
「三木の金物まつり」は毎年11月はじめの〈土・日〉にありますが、なぜか雨の日が多い気がします。今年も土曜日の朝は雨だったので、「こんな日にやって、人出はどうかな」と気がかりでした。知ってる人も店を出しておられるし。でも雨は朝のうちだけだったし、日曜日は雨でなかったので人出は多かったです。ぼくらも午後出掛けてあれこれ買い物をしました。
                    
 横断歩道のところで声掛けに忙しい市長さんも、盛況ぶりがうれしそうでした。
 ところで、年齢が高くなるとどうも「物覚え」がわるくなります。「仕方がない」と思いますが何かと不便を感じます。実は写真の草が無施池の土手にいっぱい咲いています。
                    
 ここ数年のうちにはびこってきました。数年まえ、名前を知りたくて摘んでかえり、ネットで調べました。そして外来植物の特性も名前もわかり、親しみを感じるようになっていました。
 今年もこの草が目につくようになり、名前を思い出そうとしたのですがいくら当時の状況を思い浮かべても名前だけが出てきません。もう一度調べようと摘んでかえり、ネットで写真と見比べながら検索しました。
 一度では検索できず、再度時間をかけて検索して、やっと「アメリカイヌホオズキ」という名前に辿り着きました。
 そうだった。『アメリカイヌホオズキ』だった。まえに苦労して探し、「生涯忘れることはあるまい」と思ったのを覚えています。それなのにコロッと忘れていました。
 そういうことがこれから、もっとあるでしょう。そのときに自己嫌悪の穴に落ち込まないようにするにはどうしたらよいか。
 母を見ていると、そのような状況になったときは、落ち込もうにも、自己嫌悪になって落ち込む穴そのものが存在しなくなっています。
 うまくできているものです。 
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黄色の堰堤が冴えなくなりました。

2014年11月02日 01時40分55秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                        
 毎年10月のおわりになると、ぼくの散歩コースにある蛇が池・福地池の堰堤はセイタカアワダチソウが咲きそろい、黄色の帯になります。色づく雑木林とのコントラストが見事です。ところが去年くらいからその「黄色の帯」の勢いが衰えてきました。セイタカアワダチソウの丈が低くなり、花がまばらになり、葉の緑と花の黄色が混ざり、黄色一色でなくなりました。
 ネットで情報を仕入れてみました。 …… セイタカアワダチソウは地下50センチのところに根を張り、2メートル以上伸びて他を圧する。びっしり生えて黄色の帯になる。ところが地中50センチの肥料分を数年で消費してしまうと背が低くなり、まばらになる。地表に根を張るススキや他の草がセイタカアワダチソウを圧するようになる。 …… のだそうです。
 一本の花は、実に立派に咲いていますが、「群生」というには貧弱になりました。
 花の乏しくなる11月に秋を彩ってくれる花ですが、花粉がどうとか悪評が一時流れて、いまもあまり愛でられないでいます。
 ぼくもこの花にそんな偏見を持っていましたが、堰堤の黄色の帯が冴えなくなって残念です。
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カマキリの卵を小屋に保存しています。

2014年11月01日 02時21分11秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                      
 稲刈りがすんで晩秋の気配です。畑を片づけていると「カマキリの卵」をときどき見つけます。写真は芋のツルに生み付けた卵です。うちではカマキリの卵を見つけると小屋に持ち帰って保存します。5月の連休の頃、小さいカマキリがズワズワ生まれてきます。草むらに隠れてくれればいいのですが、大部分は小鳥に食べられてしまいます。一塊の卵から200匹のカマキリが生まれ、大人になってムシをとってくれるのは1匹だそうです。
 今年8月22日のぼくのブログで、カメムシを捕まえて食べるカマキリくんを写真付きで紹介しています。カエルでも一度くわえこんだカメムシを吐き出すのに、カマキリくんは食べてくれるのです。なるべく多く生き延びてもらわねばなりません。
 来年からカマキリの卵は4月下旬にイチゴの防鳥ネット・ハウスに移して、生まれてもらいます。なるべく大きくなるまで鳥たちに食べられないように願って。
 
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