104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

ヨルダン戦~吉田劇場~

2011年01月10日 09時32分41秒 | Soccer
日本、ロスタイムに劇的同点弾!ヨルダンと分ける/アジア杯(サンケイスポーツ) - goo ニュース


 さて、昨夜は今年初のAマッチとなりますAFCアジアカップのヨルダン戦が開催されました。いや~、引き分けるとは。ザックジャパン3戦目で初の公式戦ということを考慮すれば妥当だったと思いますが、やはり守備陣が・・・・・・。



 キックオフから本田を中心に仕掛けますが如何せんフィニッシュまで持ちこめません。パス回しをするのは構わないんですけど、タイミングが合わずにボールをロストする機会が目立ちました。ヨルダンのディフェンスも純粋に良かったと思います。特にGKのシャフィ、川島を彷彿とさせましたね。


 対する日本は松木さんも言ってましたけど、守備はコンパクトなんですが攻撃もコンパクト。もっとサイドに散らしていけばスペースが広がるんですけど、なぜか中央突破ばかり仕掛ける。小さな範囲でちょこちょこと回すので、すぐにカバーに入られるんですよね。岡崎投入でかなり動きは良くなりましたが・・・やはりアジアには強い岡崎。それまでは一昔前の日本代表っぽく、非常にイライラしました。松井くんもキレが無く、香川もボールの持ちすぎ感が目立ちました。


 そして、この試合の主役、「吉田 自演乙 麻也」。開幕前よりCBは非常に不安でしたが、試合が始まってからも最終ラインの横パスが非常に目立ちました。さすがに南アフリカの中澤&闘莉王と比べるのは酷ですが、「もっと攻めてくれよ!!」と何度叫んだことか。オフサイドになった幻のゴールは惜しかったですが、「それよりも守備を」と思いましたね。そして前半ロスタイムのアレ。足を出しちゃいましたか~・・・ストレートに来たなら川島は弾いてくれたかなと思いますが・・・・・・。ザックも「オウンゴール」って言っちゃってましたし(まぁ、この時は釣られた今野&長友も悪いんですが)。


 しかし、後半のロスタイム。遠藤のショートコーナー→長谷部のクロスに飛び込んできたのはまたもや吉田。1-1のタイに引き込む渾身のヘッド。その前にヨルダンも中東っぽさ全開の時間稼ぎがあっただけに06年のボスニア戦を思い出しましたね。イヤでも吉田という名前は記憶されたと思います。



 ザックジャパン初の公式戦はドロー。ヨルダン相手と言うことで油断があったやもしれません(私は完全に油断してました)。昨日の試合を見てみますと、W杯から今までは攻めてくる相手が中心でしたので「迎撃」の仕方は確率されてるんですけど、「崩す攻撃」にはまだ改良の余地ありと言ったところでしょうか? 今回は負け試合をタイにしたってことがしっくり来ると思います。次は13日のシリア戦。ここでは勝ってもらいたいです。あと、zaqのCMとウィイレの吉田CMは非常に面白かったです。