先日借りてきた『イノセンス』を観ました♪ 士郎正宗原作、押井守監督のアニメーション。2004年の作品です☆
観るの遅すぎかな (^_^;) 前の作品『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』のその後の時間軸にはのってはいるものの、さらにハッタリと目くらまし(いい意味でです☆)が多くなって、好き勝手やってるな~という感じ。 監督の押井さんは犬が大好き♪ この作品でも主人公に犬を飼わせたり、あちこちに登場させたりして、知らない人は「この犬にもなにか哲学的な意味があるのでは?」と思わせるかも知れないけれど、多分好きだから出してるだけだと思う(笑) ネット社会が進歩して、人間が電脳化(脳の一部を機械化して外部の情報端末に接続できる)し、体までサイボーグ化している近未来。自分と外界。人間と機械の境界線がどんどんあいまいになり、いったい”自分”とは何のか? どこまでが自分でどこからが無機質なのか? が問われている(らしい…)作品。原作にあるエピソードをふくらませて、うまくアレンジしているけれど、逆に原作を知らない人にはちょっと難解かも。映像は今見ても驚くほどレベル高い! もうそれだけでDVD買ってもいいなと思わせてくれる。前回の主人公、草薙素子も姿型は違うけど登場してくるし☆
押井作品が昔から好きで、原作のマンガも大好きな私としては、これはすごく良かったです♪ DVD買ちゃおうかな~