今日は会社を休んだので、借りてきたDVD鑑賞☆
チャン・ドンゴン、ウォンビン主演。カン・ジェギュ監督の韓国映画『ブラザーフット』を観ました♪ 朝鮮戦争を舞台にした家族愛、兄弟愛を描いた映画。いや~、韓国映画もスケールの大きな作品を作るようになりましたね! 貧しいながらも靴磨きで家族を支える兄にチャン・ドンゴン。みんなの期待を一身に背負う高校生の弟にウォンビン。兄の婚約者に昨年亡くなったイ・ウンジュ。平和に暮らす家族に突然もたらされる開戦の報。強制的に徴兵され、前線に送られてしまう兄と弟。兄はなんとかして弟を除隊させて家に帰そうと、勲章をもらうために自分の命も顧みず敵兵に向って行きます。自分のために危険を冒す兄に反発する弟。
この兄弟の葛藤が苦しい! どんどん人間的な感覚がマヒしてしまう戦争という現実。兄の行動を、倒れる仲間を踏み台にしていると感じてしまう弟に対して、兄はどんなことをしてでも、例え自分の命と引き換えにしてでも、弟を家に帰そうとする(感涙!) 朝鮮戦争って学校では、朝鮮特需で日本の景気が良くなったことくらいしか教えてもらわなかったような気がする…(それでいいのか日本の教育?) もっともっとお隣の国の歴史にも関心を持つべきなのでは?
同じ民族で戦うということ、引き裂かれる家族の悲しみ、残された女達の苦悩。迫力の戦争シーンは、ところどころにCGが使われているものの、撮っているカメラのレンズに土と共に血がついたりして、背筋が寒くなるようなリアル感。さすがにストーリーにはちょっとふに落ちない場面もありますが、展開が速いので引き込まれて観ることができました。全体的にはなかなかよくできているんじゃないかな。チャン・ドンゴンもウォンビンもカッコイイし♪ 韓国映画、これからに期待です!