普段ホラー映画は観ないのに、ちょっとした好奇心でレンタルして来ました。ダニエル・マイリック、エドゥアルド・サンチェス監督の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』。1999年の作品です。
怖かった~! 深夜の3時頃に頭から毛布をかぶって観ていたのですが、ホラー映画はやっぱりこの時間に一人で観るのが一番怖いですね(T_T)
アメリカのメリーランド州にある小さな町に古くから伝わる魔女(ブレア・ウィッチ)の伝説。卒業制作に、この伝説にまつわるドキュメンタリー映画を撮ろうと、映画学科の3人の学生が魔女の住むという森に入り込みます。ヘザーは活発な女の子でこのプロジェクトのリーダー。ちょっと軽薄な感じのジョシュはカメラマンで、ジョシュの遊び仲間のマイクは録音係。
しかしこの3人は森に入ったまま行方不明となり、彼らのものと思われる16ミリフィルムと、ビデオテープだけが後に発見されます。その時発見されたフィルムとビデオテープを編集したものが、この映画、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』というわけです。
役者さんにカメラを持たせ、実際に撮影させているので、本当のドキュメンタリーのようなヘンなリアリティーがあります。見たいものが画面に映らない焦り、しだいに険悪な雰囲気になっていく学生たち、スピルバーグが映画「ジョーズ」を撮った時に、音だけで迫り来るサメの恐怖を演出したように、目に見えない恐怖、何が起こっているのかわからない不安が、映画全編を通してこちらに伝わって来ます。特に怖いのが夜の森でテントを張って眠る時。深夜、突然子供が走り回る音が聞こえたり、赤ん坊の泣き声が響いたりして、姿が見えないだけに、よけいに恐怖が増して来ます。暗闇って人間にとってこんなにも怖いものだったんですね! 観ているこっちまで、同じアパートの住人が立てるちょっとした音に敏感に反応してしまったり、ふいにサッシが開いて誰かが入ってくるんじゃないかと、過敏な想像が頭をよぎったり、すっかり恐怖モードになってしまいました。特にこのアパート、すぐ隣がお墓なんですよ~ ホラー映画を観るにはうってつけでしょ?(苦笑)
森から出られず、極限状態に追い詰められた3人に襲い掛かるのはどんな結末なのか? ちょっと変わった設定のホラー映画ですが、新鮮な恐怖(?)が味わえました。でも、やっぱりホラー映画は苦手だな。一人で観るのはオススメしませんね(^_^;)