ジェームズ・キャメロン監督の映画、
『アバター』
を映画館で観て来ました♪
やっぱり3Dで観てみたかったので☆
ちょっとお値段は高くなりますが、新しい物を見たい方にはオススメ。
入口で3D用のメガネを受け取り、見終わった後出口で回収していました。
最初はメガネに慣れていないのと、ちょっと画面が暗く見えるのが難点でしたが、遠近を付けて物が飛び出して来た時はさすがに「オォッ!」と驚きました。
すばやい動きはまだ平たんに見えますが、ゆっくりと降って来る灰の表現なんて思わず手で触ってみたくなるほど♪
ただ………本当はもうちょっとスゴイかと思ってた…
新しい挑戦なので仕方がないところもありますが、本当に自分が映画の舞台の中にいるような感覚にはほど遠く、まだまだ開発途中といった感じ。
やっぱりスクリーンに映る部分だけだとこれが限界なのかな?
映画館の館内全部を使った3D映像とか開発されたらスゴイだろうなぁ~
なんて思わず空想が広がりました☆
物語は「アバター」と呼ばれる作られた体に精神的につながることで、まるで「アバター」が自分自身であるかのように動かせる技術が開発されている未来世界。
「アバター」に精神がつながって(リンクして)いる間は本来の人間の体は眠っています。
このあたりは『攻殻機動隊』とか『マトリックス』と似た感じ。
資源調達のために人類が訪れた惑星パンドラで、その星の原住民たちの居住地の地下に眠る鉱物資源を掘り出すため、彼らに似せた「アバター」を使い人類は原住民との接触を試みています。
しかし結果的に人類と原住民の戦いが起こってしまい、アバターを使って原住民の仲間になっていた主人公は人類と原住民の間で板ばさみになってしまう…
ま、ストーリーは乱暴に例えるとアラブの独立に協力したイギリス人を描いた映画『アラビアのロレンス』の宇宙版といったところですが、人間が機械を着るロボットのような物や、戦闘ヘリなども登場して、壮絶な戦争シーンが展開されます。
率直な感想として。
土地をめぐって戦争って…何て進歩のない話…
「映像」としてはパンドラの世界観の表現とか、違う星の生き物のデザイン、原住民たちの暮らしなど、見ていてとっても面白いのですが、「映画」としては……
ま、3D映像と全編CGを駆使した画面作りが売りで、ストーリーは二の次と考えれば、これからの3D映画の足がかりを作った作品としては大いに評価できるところでしょう。
映画に興奮を求めるならオススメ。
感動を求めるなら普通の作品で充分。
しかし、本当に映像はスゴくて、よく作ったなぁ~と素直に感心しました。
本編の前の宣伝でジョニー・デップ出演の映画『アリス・イン・ワンダーランド』を見れたのも収穫でした♪
アリスがウサギの後を追いかけて不思議の国を訪れてから何年も経った後の物語だったんですね!
アリスのいない間に不思議の国では様々な変化が起こり、そんな不思議の国に成長したアリスが再び落っこちてくる!!
すごく面白そう♪