上善如水

ホークの観察日記

ユマニチュードとアンガーマネジメント

2017-04-24 13:01:53 | 本と雑誌

職員の歓送迎会や利用者さんのお花見、新年度の委員会活動とお金にならないくせに忙しい4月(苦笑)

プライベートでは晴れの日と休日がやっと重なって冬物をいっきに洗濯。

ようやく片付けることができました。

 

ちなみに職場の委員会活動というのは、排泄委員だとか入浴委員だとか、職場内の各業務について改善したり勉強したり様々な取り組みを行う活動で、職員は必ずどれかの委員会に所属し、毎月報告だの反省だの意見をださなくっちゃいけないのです。

報告書作りの時間なんて特に取ってくれるわけでもないので、ただでさえ少ない利用者さんとの時間を削って仕事中に作るか、サービス残業しなきゃいけない。

特に新メンバーで立ち上げる新年度第一回目の委員会は慣れていないのと、昨年度に所属していた委員会の引き継ぎもしなくちゃいけないからバタバタなんですよね。

 

 

最近読んでいる本。

 

 

 

 
 
介護関係の本。
ユマニチュードはテレビでも取り上げられたり、介護の現場でも紹介されたりするのですが、本として読むのは初めて。
どうして「ユマニチュード」が生まれたのか、その過程がわかってとっても面白く、紹介されている技術はとっても参考になります。
介護の技術はたくさんあって、他に「バリデーション療法」とか、まだまだ勉強しなきゃいけないことがたくさんあります。
 
 
 
 
 
こちらはNHK教育の「100分de名著」という番組で紹介されていた本。
哲学書なのかな?
作者の三木清は京都帝国大学卒業後、ドイツ、フランスに留学し、帰国後マルクス主義哲学や西田哲学を研究した人。
治安維持法違反や反戦容疑で逮捕され、終戦後も釈放されずに昭和20年に獄死しています。
 
敗戦後も戦争を批判した人たちは釈放されませんでした。
東久邇宮内閣は「一億総懺悔して天皇に敗戦を謝罪する」として、軍部や官僚、力の及ばなかったすべての国民は天皇に謝罪すべきと「一億総懺悔論」を唱えた。
当時の内務大臣山崎厳は「国体を批判する左翼勢力は戦時中と変わらず厳しく取り締まる」と公言。三木の釈放は実現しなかった。
こういうこと、日本史の授業では教わりませんね。
現代も大臣の靖国参拝がニュースになったりしますが、私なんかは靖国に眠るひと達よりも、こういう戦争に反対した人たちにこそ「もう戦争はしません」て誓えばいいのに、と思いますがね。
そうした背景を知らなくても、「人生論ノート」には「人間とは何か?」「生きるとはどういうことか」ハッとさせられる言葉が数多くあります。
 
 
 
世間は北朝鮮やフランスの大統領選、日本でも3億円強盗と何やらゴタゴタしていますが、私は明日も夜勤です。
イライラしないよう、心に余裕が持てるように、こんな本も読みました。
「怒り」をコントロールする大切さ、「アンガーマネジメント」をマンガで解説した本。
 
 
 
著者 :
中央法規出版
発売日 : 2017-03-16
 
 
さあ、今週も頑張ろう!