1月15日(木)のお弁当。
だし巻き玉子。
カニカマ入り野菜炒め。
ミックスベジタブル入り手作りハンバーグ。
ゴボウとニンジンのサラダ。
しそふりかけ。
この間、ちょっと事情があって、特別養護老人ホームの見学に行って来ました。
そこは100名ほどの利用者の方が入所してみえる大きな施設で、自分である程度身の回りのことができる要介護レベルの低い方から、目が離せない認知症の方まで、様々な人がいるところでした。
実際、タオルをたたむといった簡単なお手伝いをしている方や(リハビリ?)、自分の部屋がわからなくなって廊下で迷子になっている方が見えました。
食堂やオープンルーム(共同スペース)も広く、ステージもあってカラオケや各種イベントに使われるとか。
認知症の方のいるフロアは中から開かないようにフロアに通じる廊下の扉は施錠するシステムで、他のフロアに移動する場合は職員同行。
ベッドから落ちる恐れのある方には床にクッション、自力で動けない方には体を持ち上げるリフトのような介護用具が使われていました。
お風呂も寝たまま入れる浴槽に、車いすのような物に座ったまま入れる浴槽など、大掛かりな機械が完備。
食事のメニューも考えられていて、カロリーはもちろん、飽きないような工夫がされていました。
看護婦さんも常時みえて、医者の往診もあるとのこと。介護職員さんは30名ほどでシフト制で働いてみえるとのことでした。
ふう。
施設を見学して、ちょっとため息が出てしまいました。
うちの実家の間取りやお風呂に比べたら、確かに施設は整っているし、介護や医療の面でも安心。
運動をしたり、いろいろ行事があって楽しいこともたくさんありそうなのですが、でもやっぱり、当たり前ですが、ここは特別な場所なんですよね。
ま、今回は見学しただけで、やはりここも順番待ちが多い状態。
あとせちがない話ですが、やはり費用も気になりました。
有料老人ホームと違い、入居一時金は必要なく、月々の利用料に食費や雑費が加算されて、介護保険で一割負担になるとはいえ、そこそこのお値段。
当然有料老人ホームはもっとかかるわけですが・・・これは大変だぁ。
幸いうちはまだせっぱつまった状況ではないので、大変とかいってられるのかも知れませんけど。
政府は2015年度から介護報酬の引き下げを決定しました。
一部で利用者の負担が減るとか聞きますが、どうも信じられない。
介護職員の人手不足は深刻で、全産業の平均賃金より10万円/月も低い給与や、過酷な労働条件もその原因っていわれていますね。
2025年にはいわゆる団塊の世代が75歳を迎え、4人に1人が75歳以上になるというし、本当にこのままじゃ老老介護になっちゃうよ。
大丈夫かな、いまの日本?
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