うちの会社は夜勤があるので、たいて昼勤組と夜勤組が交互に出社します。
先日の旅行に行けなかった人のために、お土産の「マカダミアンナッツチョコレート」が二箱、食堂に置いてありました。
一人ひとつかふたつ食べても充分な数。
…それなのに、その日の夕方にはもうほとんど無くなっていました(正確には一個だけ残ってました)。
当然、夜勤組の分はナシ。
容赦ないな、うちの会社(苦笑)
一箱とは言わないけれど、夜勤の人達に少しは残しておいてあげればいいのに。
…一個だけ残っているっていうのは、それでも良心の呵責を感じたからか? いや、この場合、全部食べてしまって初めから無かったことにした方が親切なんじゃないかな?
一瞬、一個だけ残ったマカダミアンナッツチョコレートに手が伸びそうになりました(^^)
もちろん食べてないです。
翌日出社すると、残り一個も無くなっていました。果たして、最後の一個は誰のものに?
みんなそんなに好きか? マカダミアンナッツ?
言ってくれればたくさん買ってきたのに…☆
そこで、熊本のこういう場面に遭遇した場合の独特な風習を教えてあげましょう。
最後に1個残ってることを「肥後のいっちょ残し」と言います。
最後の一つを食べちゃったら「卑しいヤツ」と思われるのが嫌で誰も手を出せないで、ずう~っと1個残ってるんです。
で、やはりもったいないでしょ?
「どうぞ、どうぞ。食べていいですよ。」と誰ともなく誰にでもいいから、食べさす。
そこで、まことに男尊女卑の考え方がずっとあった保守的な熊本ならではの考えなんですが、男性がそれを食べると「出世する」と言い、女性が食べると「行き遅れる(晩婚になる)」と言われているんですよ~。
ひどいと思いません?
へぇ、熊本では「肥後のいっちょ残し」って言うんですか?
ちょっと面白いですね♪
どうして最後の一個を食べたら行き遅れるんですかね?
なんだか男性が自分たちが食べたいから言い出した気もしますね。
それともいつも女性に食べられてしまうので考えついたのかな?(^^)
いろいろ想像しちゃいました☆
最後の一個に手を出し辛いっていうのはどこでも同じですね。
貴重な情報ありがとうございました♪