ようやく映画『ダ・ヴィンチ・コード』のDVDを観ました!
監督はロン・ハワード。主演はトム・ハンクス。原作はベストセラーになったダン・ブラウンの同名小説。
小説はとっても面白かったので、興味はあったんですが、なかなか観る機会がなかった作品です。
キリスト教にまつわる重大な秘密を、ルネサンス時代の有名な画家、レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画「最後の晩餐」を皮切りに、様々なキーワードをからめて大胆に解き明かしていく本作。
聖杯の秘密。イエス・キリストは神か人か? シオン修道会にテンプル騎士団の目的とは?
キリスト教がベースにあるので、教会や修道会といっても日本人には聞きなれないかも知れませんが、そんなに違和感なく見れました。ストーリーもサスペンスタッチ。フランス警察の警部役でジャン・レノなど有名な俳優さんも出ています。
ルーブル美術館の館長が何者かに殺されるという事件が発生。しかも、瀕死の館長が最後に残したのは、自らの体を使ってダ・ヴィンチの「ウィトウィルス的人体図」を再現すること。
この事件をきっかけに大学教授のラングトン(トム・ハンクス)は、殺された館長の孫娘と共に、フランス警察や暗殺者に追われながら、この謎の死の真相に迫っていきます。
そしてそこには、歴史をゆるがすような巨大な秘密が!!
ルーブル美術館や教会や建物など、小説に出てくる舞台が映像で見れたのは嬉しかった♪
「最後の晩餐」を解説する場面で、イエスと隣の人物の姿がピッタリよりそう姿が明らかになった時はワクワクしました☆
でも前半は詰め込みすぎだし、後半はハショリすぎ。まあ、映画だから時間に制限があるのはしかたがないけれど、キリスト教の熱狂的な信者が自らを罰するシーン(男性の全裸!)をあんなに描写するくらいなら、他のシーンを長くして欲しかった(^_^;)
ラストも微妙に変わってたし。
ストーリー的にどうしても詰め込まなきゃいけない内容が多すぎて、今回はトム・ハンクスの演技を生かす余地がなかったのが残念。逆に言うとそれだけ驚くべきストーリーを扱ってるということで、もちろんフィクションが前提だけれど、「これってもしかして本当かも…」とつい思ってしまいました!
絵画に込められた暗号。図形の示す隠された意味。教会が何世紀にも渡ってひた隠しにしてきた歴史の真実とは?
こういうの大好きです☆
でもやっぱり小説のほうがドキドキするかな?
「Xファイル」みたいにTVドラマでシリーズ化したら面白いのに。