散歩道 - いつもと違う角を曲がればそれは新たな発見の始まり♪♪

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時々・・・自分の病気や障害の事でも・・・

インスリンに抵抗感なし

2006年06月16日 20時58分04秒 | 病気の事(Diabetes Mellitus)
教育入院で入院した時の「HbA1C」は16.2%・・・こんな数字みた事ないと・・・言い放たれて、スタートしたのが、インスリン注射の導入、朝昼晩の食前にインスリン4単位をお腹にぶちゅ・・・何故か不思議とインスリンを打つことに抵抗感はなかった。糖尿病と聞いた時もほとんど抵抗感無く、自分の中に受け入れた。後で、実家に話した時、母が糖尿病だと聞いて、愕然としたけど・・・・子供達に心配させたくなかったのかも・・・

私の糖尿病は、遺伝的要素も大きかったようだ・・・母のことも素直に受け入れた。何故、こんなに抵抗感なく、受け入れられたのだろうか?妻は妻で、今までの食生活に問題があったのではとかなり自分を責めて泣いたらしい。でも、私は、平然と起きた事実を事実として、素直に受け入れただけ。

何故、すんなり受け入れられたんだろうか?私の今までの生活スタイルに影響しているかも知れない。私は、基本的に、自分自身に起きた事は、何事も結果として素直に受け入れるべきだと思っている。そして、それを実行してきた。起きた事実を変える事は不可能。過去なんて変えられるわけが無い。事実をちゃんと自分の中で、認識できれば、うだうだせずに、素直に受けるしかないと思う。

主治医からインスリンの話をされても知識が全く無いので、総合病院だし、主治医の言う事には、医師としての経験が備わり、正しい選択をするだろうと言う固定観念からすんなり受けいれたのだと思う。やはり、この受け入れも、過去に1.5年に渡る入院生活と20数回に渡る手術から自然と身に付いた保身かも知れない。自分のやり方が正しいかどうかは???つきますが・・・

判断の根底あるのは、自分が障害者(一応そうなんだけど?みんな認めてくんないっす。なんでだ?)として、出来るものは出来、出来ないものは出来ないと言う達観から来るものかもしれない。障害を持つと健常者は出来ても、どう頑張っても出来ないものが出てくる。例えば、両手を使って出来るものの一部には、片手では、どう工夫してもできないものが必ず存在する。結局、出来ないものは出来ないと言う事になる。

素直に、この強化インスリン療法を受け入れた事で、腎臓を休ませたのが良かったのだろう・・・あれだけ高かった血糖もインスリン4単位で食後2時間の血糖値も140~160になり、一週間後には、110~130台で劇的に落ち着いた。そして、1週間でインスリンを卒業して退院。その後、3週間後の検査でのHbA1Cは、10.2%だったような・・・一ヶ月で一気に5%強落ちた・・・当時は、アマリールとベイスンを服用していた。退院直後からは数値目標に向って驀進しつつ・・・

また、糖尿病についての勉強も開始した。教育入院の教育の方は、名ばかりでなんにもしてくれなかったので、教育入院の意味さえわかっていなかった。勉強し始めると会社の中に、また、家のご近所さんに仲間がいるんですね。この病気は、類を呼ぶんでしょうか?やはり多いんですね。実感しました。

様々な現象が襲い始めた。一番大きかったのが、突然の切れ!その次が、太腿の痺れ(今もあり)、左上肢切断部分の神経過敏(今もあり)、そして、低血圧による貧血(今もあり-ふっと気が遠くなる/-チャリンコで転倒-後頭部を裂傷して縫うはめに)、この病気は、今までに無かったいろんな現象に出会えますね・・・

天気:雨
気温:最低温度20.7℃ / 最高温度23.4℃
ウォーキング: 13792歩 / 消費カロリー:304.0 kcal
歩行距離:約8.96km