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たまには、本業の金融経済でも・・・PartⅠ

2006年06月29日 23時15分16秒 | たまには金融・経済の話でも…
写真:山アジサイ「紅子持日向」

たまには、本業の金融の話でも・・・外為証拠金取引ってご存知ですか?基本的には証拠金として預けた資金の最大10倍~20倍の為替取引(外国為替)が出来る金融商品。証券取引で言う一種の信用取引や先物取引の外貨取引版でしょうか?単純に言えば、10万円の資金(証拠金)を預ければ、10倍型だと100万円分の外貨の売り買いができ、倍率が大きい分、為替変動により、損益が大きくなるハイリスク・ハイリターン商品。

この「外為証拠金取引」って、本来は、外国為替の仕組みに熟知した人だからこそ出来る商品だったのが、いつの間にやら、安易に一般的な素人さんが資産運用として売買に取り組んでいる。本当にこの商品を理解しているのだろうか?多分、営業マンのセールストークだけでは、自分にかかるリスクを絶対に理解できないと思う。やる限りは、自分で勉強すべきだと思う。一瞬の大きな儲けは、将来的にマイナスになる可能性が大。痛い目に遭うんですよね。

なぜ人は、一攫千金を夢見るのでしょうか?その一攫千金を強調して売ろうとするのが営業マン。営業マンは、顧客が儲けようが損をしようが関係ありません。顧客が売買を繰り返して、その度に取引に見合う手数料が入れば、おんのじなんです。その手数料が歩合として給与に反映されますので・・・そのためのセールストーク。

今年1月から、この外為証拠金取引を行う業者に金融庁への登録義務を課しました。わずかこの半年で、どれだけ会社が潰れたか・・・凄いです。それだけ、一般の人達が食い物にされていたと言うことですね。何かに投資する場合には必ずリスクは存在します。投資するものへのリスクは、自分で.学習するしかないと思います。この世の中に確実に儲かり続ける商品は皆無です。必ず、儲かった人がいれば、損した人がいます。

最近は、証券取引法や金融先物法が廃止され、名を金融商品取引法に変え合体し、リスク商品に対する説明義務や様々な取組で、投資者保護をうたっているが、肝心な投資家が商品について、勉強しないと、手を変え、品を変えて湯水のように出てくる商品に騙されて(?)しまう可能性も否定できない。何故、勉強しないんだろうかといつも思うんですよね。泣くのは、投資家本人なのに・・・

でもね、この「金融商品取引法」、金融商品と言われるものを横断的にカバーしているんだけど、肝心な「商品先物取引」が入っていない。この「商品先物取引」って、今まで、投資家が一番泣いた商品だとおもうんだけど・・・管轄が通産省等だから利権を手放さないようで・・・お役所的考えは、やめようよ。。。

金融と経済の仕組みの基礎はこちらから・・・基本形を抑えることが出来ます。

マネー情報知るぽると

天気:晴れ
気温:最低温度23.8℃ / 最高温度31.5℃
ウォーキング:11897歩 / 消費カロリー:252.80kcal
歩行距離:約7.73km