今年は1本の桃の木で150個以上の桃が収穫できた。裏を返せば、弱めの摘果で小さいサイズの桃が多かっただけのこと。誇れることではないが、嬉しい悲鳴に変わりない。
アチコチ配りでは大きめのを選んで配ったが、それでも我が家では大小いろんなサイズの桃が食べきれないほど残っている。桃だけに、長期間の放置はできないし・・・
「ジャム」にすることを思いついた。かつて作ったような気もするがレシピは全く覚えていない・・・ そこで、「ミニ桃」8個だけで、試しに作ってみることにした。
皮を剥いた後、実を適当に切ってから鍋に入れ煮た。コテで適当につぶすと果汁がひろがったので味見をした。桃の味そのものの甘さだった。このままでもいいかなとも思ったがグラニュ糖18gだけ入れてみた。風味の残る甘さだった。桃の風味を損ないたくないし常温で長期間保存する訳でもないので、これ以上の砂糖は入れずに果汁が殆どなくなるまで煮詰めた。
ブルーベリーと違って果汁が多いので5分ほどで完成と言う訳には行かなかった。15分ほどかかった。
出来上がりを味見してみた。風味良し! 甘さ加減良し! goodだった!
桃ジャム作りの感覚がわかったので、今度は大きな鍋で数十個の桃ジャム作りをすることに。できたジャムは小瓶に小分けし冷凍保存しとけば、数か月は桃ジャムが味わえる。
・・・・・簡易スプリンクラー・・・梅雨開けに備えて・・・・・
梅雨明けの照りつける太陽を待っている果樹や野菜達、でも日照りが長く続くと彼等も干上がってしまう。今夏の気候がどうなるのかは知らないが、万一に備えて新しい「簡易スプリンクラー」を買ってきた。
これで、果樹も野菜も日照りは怖くない。設置場所を移動し、数カ所から散水すれば全域がカバーできる。
使い勝手がいいのは、散水範囲を調整できること。円を描きながら自動的に散水してくれるのは勿論、半円だろうと扇形だろうと自在に散水角度も散水距離も変えられるので、散水したくない場所は避けられる。
この散水器具は地面に差し込むようになっているが、果樹にも散水するので2mぐらいの鉄パイプを打ち込んでから器具を差し込むので、高さも飛距離ももっと伸びるはず。
水は地下水をモーターで汲み上げるので使い放題。一晩中、雨を降らしておくこともできる。
今夏、出番があるかどうかはわからないが、万一に備えて準備しとけば慌てることもない。我が性分に似合わず珍しく「準備万端」整った。もし天候異変が起これば、近隣から「アンタが柄にも似合わんことをするさかいや!」と言われるのは間違いない・・・